過去の放送内容一覧2016年1月
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2016年1月31日(日) 24:553・11大震災シリーズ(68)
我ら じじい部隊
~中間貯蔵に揺れる故郷(まち)~自らを「じじい部隊」と名乗る男たちがいる。男たちの願いは仲間と共に故郷へ帰ること。福島県大熊町。原発事故で人が住めなくなった故郷に帰る日まで草刈りやパトロールに日々汗を流す。しかし、町では帰還の足かせになりかねない国の計画が進んでいた。県内の除染廃棄物を30年にわたり保管する中間貯蔵施設は、復興には必要な施設。しかし、完成すれば住み慣れた家には戻れない...人々が抱える故郷への複雑で切ない思いに迫る。 -
2016年1月24日(日) 24:553・11大震災シリーズ(67)
漂流ポスト...あなたへ「東日本大震災」の津波で、大きな被害を受けた岩手県陸前高田市。深い杉木立の先に赤いポストが、ぽつん。震災などで亡くなった大切な人への手紙を受け付けている。漂う想いを受け止めたい。手紙を書くことで心を和らげて欲しい。この場所でカフェを営む赤川勇治さん(66歳)が「漂流ポスト」と名付け、2014年3月、庭先に設置した。これまでに約130通が寄せられ、原則、公開されている。メール全盛の時代。手書きの文字が明かす心の奥底に秘めた想いとは? -
2016年1月17日(日) 25:10スカイツリーに願いを PART2
~僕たちの下町商店街~東京・墨田区「キラキラ橘商店街」。期待していたスカイツリー景気が過ぎ去った今、町の活気を取り戻そうと三代目たちが立ち上がった。クリーニング屋の二男は新サービスで夜の街を疾走。人気総菜店の長男は商店街のテーマソングを作り、父もできなかった日曜の営業に一人で挑む。おでん屋の二男は独立に深い悩みを募らせる。スカイツリー開業から4年...町も人も変わりゆく中、必死に生きる若者たちの成長と心の触れ合いを追う。 -
2016年1月10日(日) 24:55メイドカフェ火災の死角
~検証・見過ごされた"違法"ビル~去年10月中四国一の繁華街・広島市流川の雑居ビルで火災が発生し、メイドカフェの客ら6人が死傷した。火災が起きた木造の建物は消防法や建築基準法に違反していることが明らかになった。このような違反建物は広島市内でも9割に上る。建築時に適法でも法改正によって違法となる「既存不適格」建物。行政側も把握できていない状況だ。火災から見えてきた繁華街の危険を探る。 -
2016年1月3日(日) 25:00ツルの子 八代の子子ども達はシベリアから飛来し越冬する「ナベヅル」から多くのことを学ぶ。山口県八代盆地。国内の越冬地は八代と鹿児島県出水の2か所のみ。八代の飛来数は年々減り今年は5羽と危機的状況だ。原因は環境破壊。ツルのために地域をあげて「無農薬の米づくり」を始めた。すると絶滅危惧種のタガメやツルのエサとなるドジョウが増えてきた。そんなツルと地域の日々を子ども達は「ツル日記」に綴り、ふるさとを見つめながら成長する。