過去の放送内容一覧2016年3月
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2016年3月27日(日) 25:253・11大震災シリーズ(73)
ひとりじゃない
ボクとおばちゃんの5年間5年前の津波で家族全員を失った宮城県石巻市の小学校6年生・けいすけくん。 けいすけくんを引き取り、我が子のように愛情を注ぎ育ててきた子育て未経験の伯母。2人は、ゆっくりと時間を重ねて家族に近づいてきた。年を重ねるごとに少しずつ減っていく会話。成長を喜びながらも、どこかで感じる寂しさ。あれから5年。深い悲しみの中でも、支え合い、前を向いて生きていこうとする家族の姿を追う。 -
2016年3月20日(日) 24:553・11大震災シリーズ(72)
傷む心東北の被災地では一見して生活再建が進むが、心に癒えない傷を抱えた被災者がいる。津波で妻を失った複雑性悲嘆の夫。震災でアルコールの量が増えた夫、疲れ切ってしまった妻。一方で彼らと向き合い、支えようと奔走する支援スタッフがいる。被災者の多くが仮設から復興住宅など新たな住まいに移るとされる2016年。今も消えない喪失の痛み。先が見えず深まる不安。壊れそうな家族の絆。5年目の「心の風景」とは。 -
2016年03月13日(日) 24:553・11大震災シリーズ(71)
THE 放射能
人間vs.放射線 科学はどこまで迫れるか?福島第一原発事故は、推定90万テラベクレルという膨大な放射能を放出した。セシウム、ストロンチウムをはじめ、聞いた事もないテルルといった多様な核種が大地を汚染した。人も動物も昆虫も植物もその中で生きていかねばならない。「放射能」は、人や生態にどんな影響を与えるのか。100ミリ以下=低線量被ばくの健康への影響はあるのかないのか?科学者の間でも意見が真っ二つに分かれるのはなぜか?最先端の研究と映像で迫る。 -
2016年3月6日(日) 24:553・11大震災シリーズ(70)
ふるさと人は誰しも、ふるさとがある。時を経て、姿を変えても心には、ふるさとの情景が浮かぶ。あの日、多くの人が家族を失い、ふるさとを奪われた。変わりゆく風景を写真に収めながら追憶に生きる人、孤独を感じながら仮設住宅や災害公営住宅で暮らす人、原発事故で先の見えない生活に苦悩する人。震災5年を迎える3月、岩手・宮城・福島の3つの地元局の共同制作で、震災を生きのびた人たちの5年、そしてこれからの暮らしをみつめる。