過去の放送内容一覧2016年4月
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2016年4月24日(日) 24:55マザーズ
産みの親は誰ですか。あなたには"ふたりのお母さん"がいる。告げられた真実をあなたならどう受け止めますか?予期せぬ妊娠などで、産んでも育てられない子どもを育て親に託す「特別養子縁組」。56歳になって初めて「もらい子だった」と告げられた主婦。そして4歳で実母と再会することになった男の子。私は誰から産まれ、なぜ養子になったのか?誰もが持つ「出自を知る権利」は守られているのか?ルーツ探しの苦悩と戸惑いを追った。 -
2016年4月17日(日) 24:55かあさんと呼びたい
〜原爆孤児を支えた心の里親運動~精神養子運動。広島に原爆投下後、親を失った孤児たちを支えるために始まった心の里親運動だ。その中心となった山口勇子さん(享年83)。原爆児童文学作家としても知られる彼女は、精神養子の斡旋に奔走し原爆孤児の母と呼ばれた。「勇子さんがいたから今の自分がある」。この運動を、慈善事業ではなく、平和運動として位置付けた彼女の意志を継ぐ孤児たちの証言を通し、「再び原爆孤児を作ってはならない」という思いを伝える。 -
2016年4月10日(日) 24:55それでも・・・会いたい
〜児童養護施設の子どもたち〜埼玉県にある児童養護施設「あゆみ学園」。2歳児から高校生までの男女70人が暮らし、約4割は育児放棄などの虐待を受けてきた。それでも「会えないのは忙しいから」と父親を気遣う10歳の少年。6年ぶりに会えた母親に引き取ってもらえない中3の少女。高校に行かなければ身寄りもない中、施設を出なければならないが不登校のため進学は厳しい。一緒に暮らせない親に「会いたい」と願う子どもたち。その現実と思いに寄り添う。 -
2016年4月3日(日) 25:00ロケット職人
~打ち上がれ 俺たちのプライド~2月17日、天文衛星「アストロH」を載せたH2Aロケットが種子島宇宙センターから打ち上げられました。約97%の成功率となり、世界が注目する日本のロケット技術。それを陰で支える多くの職人たちがいます。90歳で今なお現役という安藤幸男さんは、戦前から航空宇宙産業を支えてきた凄腕です。初めて訪れた種子島で、打ち上げを待つロケットを見つめる目は、少年のように輝いていました。職人のプライドをのせ、いざ打ち上がれ!