過去の放送内容一覧2016年7月
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2016年7月31日(日) 24:55知られざる被爆米兵
~ヒロシマの墓標は語る~オバマ大統領が広島を訪問し、1人の被爆者と抱擁する映像が全世界に流れた。森重昭さん、広島の原爆で死亡した12人の知られざる'被爆米兵'の存在を調べてきた。自国民をも犠牲にした原爆。日本とアメリカを取材し"被爆米兵"らの足跡をたどる。今も複雑な思いを抱く遺族たちの本音とは。そして森さんの願いとは。12人もともに眠る原爆碑に刻まれた「過ちは繰り返しませぬから」-そのために私たちは今、何をすべきか。 -
2016年7月24日(日) 24:553・11大震災シリーズ(74)
避難計画で原発やめました
違いは何だ?伊方と米・ショアハムこんな避難計画では命を守れない!と廃炉になったアメリカの原発がある。ショアハム原発だ。間もなく再稼働する伊方原発と似た、細長い島の真ん中に建設された。だが原発からメインの避難道路までは16キロ、一方、伊方原発はわずか1キロと至近距離。しかも、そこを通り住民を避難させるバスは運転手が1ミリ以上被ばくする場合は出さないという協定が県と結ばれている。福島の様に爆発などで汚染が急速に進んだら伊方町民は一体... -
2016年7月17日(日) 24:55食べて 吐いて
~塀の中の摂食障害~「大切なことは痩せていることだけ」。そう話す女性受刑者は、刑務官に注意されたことに逆上し、目の前で吐いた。彼女が患う病は、食事のとり方が異常になる摂食障害。北九州医療刑務所には、摂食障害の女性受刑者が次々に移されてきている。体形に異常にこだわり、食事を拒む摂食障害の受刑者たち。そんな受刑者の更生のために塀の中で行われる再犯防止プログラム。受刑者の姿から摂食障害が抱える根深さが明らかになっていく。 -
2016年7月3日(日) 25:25老いるバス 走り続ける
安全は確保されるのか?北海道を訪れる観光客の多くが利用するバス。しかし、その多くは老朽化が進み、延命を図りながら運行されている。その中で相次いでいるのが出火事故だ。バスの車齢が上がるにつれて、火災発生率が高くなるとの指摘があるが、行政・業界ともに有効な対策を打ち出せていない。事業者がバスを買い換えたいと思っても買い換えられない現実も。老いたバスの運行実態に迫るともに、観光立国・日本の安全輸送を問う。