過去の放送内容一覧2017年4月
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2017年4月30日(日)24:55/拡大55分わたしの話を聴いてほしい昨年7月、神奈川県相模原市にある障がい者施設で19人もの命が凶行によって奪われた。事件後、1人の映画プロデューサーが動きだす。向かったのは、13年前に撮影した障がい者施設「びわこ学園(滋賀)」。そこには、重度の障害を抱えながらも離れて暮らす男性を思い続ける女性や、目や手のかすかな動きを頼りに"声なき会話"をする親子の姿が。不自由な体から絞り出される言葉に込められた、今だからこそ伝えたい思いと願いとは。
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2017年4月23日(日) 24:55捨てられたコメ
~秋田・減反政策48年目の告発~いまから28年前、国の減反政策をめぐって2人の農民が鋭く対立した。秋田県農協青年部委員長の柴田正敏さんは減反の必要性を訴え、自民党の県議会議員になる道を選ぶ。涌井徹さんは減反を拒否して米の産地直売を行い、旧民主党政権のモデルになった。 減反政策がスタートした当時、旧農林省の内部には余った米を外国に輸出すべきという根強い意見があった。来年廃止される減反政策が、日本の農村に何を残したのかを考える。 -
2017年4月16日(日) 25:25老いる団地
~街なかの過疎~理想郷だった住宅団地に危機が訪れている。340を超える団地が造成された広島市では少子高齢化・町内会の消滅・買い物難民など課題が浮き彫りになっている。 住民は地域の絆を維持しようとサロンを開催するが劇的な解決には繋がっていない。そんな中大阪府では町全体をレモンの果樹園にするという動きが始まった。 行政が補助金を出さない自立型の団地再生術として注目を集める。 団地が再び輝きを取り戻すための方法はあるのか? -
2017年4月9日(日) 24:55おかえり 晃
~熊本地震 家族の1年~熊本地震が引き起こした大規模な土砂崩れが巨大な橋を呑み込み1人の若者が乗った車を巻き込んだ。 大量の土砂に阻まれ捜索は難航したが息子を探し続けた両親がついに車を発見した。 しかしそこは険しい崖が切り立ち巨大な岩が無数に転がる谷底。 それでも両親の執念で息子を家に連れて帰ることができた。 突然の災害で息子を奪われた両親の悲しみ、絶望、喪失、そして微かに見え始めた希望。 熊本地震から1年、家族の日々を追った。 -
2017年4月2日(日) 25:00佐賀んオヤジのがばい挑戦
~アフリカにともせ!希望の明かり~ふだんは屋根の設計施工を手がける佐賀県の中小企業の社長が「がばい」ことを思いついた。「アフリカに明かりを届ける!」というものだ。福岡県に住むナイジェリア人が加わり、そのどでかい夢は、日本政府も関わる一大プロジェクトへと広がっていく!日本では、ほとんど活用されない技術を使い、お金も技術もない貧しい地域に明かりをともしていく。アイデアと行動力で世界を変えるオヤジの5年間の挑戦に密着した。