過去の放送内容一覧2018年4月
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2018年4月22日(日) 24:55マザーズ
"特定妊婦"オンナだけが悪いのか。奥田さん(34)はNPOの養子縁組あっせん団体の女性スタッフ。予期しない妊娠などで子どもを産んでも育てられない母親のサポートを行っている。 母親の多くは「特定妊婦」。児童福祉法で「出産後の養育が困難な妊婦」として支援の対象だ。妊娠を告げたら同棲相手が逃げた21歳。親からネグレクトを受け、生きるため風俗で働く19歳は客の子どもを妊娠していた。産んだ子どもを養子として託す彼女たち。世間は彼女たちだけを責められるだろうか。 -
2018年4月15日(日) 24:5557年目の告白
強制不妊 産み育てる尊厳奪われ知的障害や精神障害からの「不良な子孫の出生を防止」するとして、本人の同意なしに生殖不能とする手術を行った"旧優生保護法"。北海道に住む76歳の男性は「19歳の時に手術された」と主張する。足が不自由なうえ「精神分裂病」と診断され、断種手術が行われたという。全国で不妊手術を受けたとされるのは約1万6000人。行政の資料は失われ、当事者の高齢化も進んでいる。「産み育てる」という人権が強制的に奪われた残酷な歴史から、国の責任を問う。 -
2018年4月8日(日) 24:55かに一番漁
~親子をつなぐ操業日誌越前ガニの産地 福井県三国港で30年以上、水揚げトップを誇る共栄丸。この船を率いてきたのは、五島精一さん(69)。そして今シーズンからは息子の嘉文さん(38)が船頭を務めることになりました。厳しい自然を相手にした過酷な日本海の荒波の中、頼りにするのは父から子へ引き継がれた操業日誌です。乗組員の命を預かり、その家族の生活も預かる船長の孤独・・・。カニ漁にかける親子の13年にわたる記録です。 -
2018年4月1日(日) 25:00消えないサイレン
~糸魚川大火 トラウマと再起~『父は未だ12月22日に居ます』アンケートにそう記した66歳の女性。同居する90歳の父親は火災の後、体調を崩しがちになり、炎が怖いとペレットストーブも撤去したという。新潟・糸魚川市で2016年12月22日に起きた大規模火災は147棟を焼いた。テレビ新潟が被災者に行ったアンケートからは、炎の記憶がいまも暗い影を落としている実態が浮かびあがる。被災者の苦悩、選んだ再出発の形とは。大火のその後を追った。