過去の放送内容一覧2019年9月
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2019年9月29日(日) 25:05君は君のままでいい
立花高校3年間の記録不登校経験者を多く受け入れ、支援している福岡市の私立・立花高校。カメラは3年間、生徒たちのありのままの日常を記録しました。厳しい家庭環境、性同一性障害の葛藤、生徒たちはさまざまな困難に向き合いながら学校生活を送っています。そんな生徒たちのありのままを受け入れる学校。「なぜ立花高校で笑顔でいられる生徒が、社会に出ると笑顔でいられなくなるのか?」立花高校の3年間を通して、その意味を社会に問いかけます。 -
2019年9月22日(日) 25:053・11大震災シリーズ(89)
アリの叫び
~原発事故避難者たちの選択~東京電力福島第一原発事故から8年半。山形県にはいまも被ばくから子供を守りたいという母子避難など約1600人が避難している。避難者は、おととし春の住宅無償提供打ち切りで、避難を続けるか、福島に帰るか選択に迫られた。家賃の支払いをめぐり被告となる人たちも出ている。それぞれの事情を抱えながら、「現実」を受容し前に進むその姿を追う。 -
2019年9月15日(日) 25:05大胡田家の風景
~全盲の夫婦がみつけた家族のかたち~12歳の時、先天性緑内障で両目の視力を失った大胡田誠さん(42)。「誰かのために生きたい」と5度目の挑戦で司法試験に合格した。同じく全盲の妻・亜矢子さん(44)と2人の子を育てている。"できないこと"があるのも現実だが、子どもたちや同居する親の支えを受け入れながら暮らしている。 目の見えない親に様々な感情を見せつつあるわが子へ向き合うふたり。等身大で生きる親子の日常を通じて、家族のあり方を見つめる。 -
2019年9月8日(日) 25:05かやぶき屋根の診療所
~頼りの先生は91歳~かやぶき屋根の診療所。医師は91歳。藤巻幹夫さんは91歳の現役医師。新潟県小千谷市の山あいの集落で、診察を続けている。地域で唯一の診療所「藤巻医院」は、かやぶきの屋根が残る古い木造家屋。もともとは産婦人科医で多くの子どもを取り上げた藤巻さんだが、今、診療所を訪れるのは高齢者がほとんど。藤巻さんは腰痛を痛み止めの注射で抑えながら往診を行っている。医療に携わり続けるベテラン医師の姿を追い、過疎化と少子高齢化が進む地域医療の現実に迫る。 -
2019年9月1日(日) 25:05刑罰と治療
~クレプトマニアという闇~万引を繰り返す病"窃盗症=クレプトマニア"今、多くの人がこの病気に苦しんでいる。抑えられない万引への衝動と、家族に見放された孤独を抱えながら、苦悩する日々。彼らは刑罰を受ける犯罪者でもあり、治療が必要な患者でもある。そして近年増える、治療を促す執行猶予付き判決。再犯防止に向けた「治療的司法」とは...。彼はなぜ盗むのか。そして「刑罰と治療」に向き合う患者たちが社会復帰するために必要なものとは。【制作:テレビ金沢】