いま、女性に増えている「うつ」。うつ病患者の総数は、この10年で2.4倍も増加。特に女性は、男性と比べて2倍近く多いという統計がある。自分ではそうと気づかずに、苦しみ続ける女性も多い。
土日も診療、平日は夜9時まで患者の悩みを受け止める、東京・銀座の駆け込み寺、
「銀座泰明クリニック」院長、茅野 分医師。このクリニックでは、開院以来、女性の患者が増えている。
■□■番組にご協力いただいた病院□■□
銀座泰明クリニック
東京都中央区銀座6-6-7 03-5537-3496(医師:茅野分さん)
きょうは、そんなうつの現状を番組で取材。
うつに苦しむ女性たちの現状や克服方などを紹介した。
■□■新型うつ病と旧型うつ病の違い□■□
旧型うつ病(典型的うつ病)
・食欲の低下 ・体重の減少 ・不眠(中途、早朝に目が覚める) ・好きなことに興味がなくなる、できなくなる ・朝方に落ち込みが強い ・感情を抑制する
新型うつ病(非定型うつ病)
・過食、体重増加 ・過眠(長時間寝ても眠い) ・自分のやりたいことはできるが、嫌なことはできなくなる ・夕方になると不安になる、落ち込む ・情緒不安定(泣いたり怒ったり)
■□■うつ病になりやすいタイプ□■□
旧型うつ病(典型的うつ病)
・生真面目、几帳面 ・努力家 ・嫌なことでも頑張る ・完全主義 ・自己犠牲的 ・自罰的 ・自分の価値観重視
新型うつ病(非定型うつ病)
・繊細、敏感、傷つきやすい ・マイナス思考 ・嫌なことがあると逃げる ・挫折しやすい ・自己愛的 ・他罰的 ・他人の評価を機にする
□■□新型うつ病にならないために■□■
・冷静な考えを心がける ・嫌なことにも挑戦する ・他人のために働く ・つらいときはSOSを ・悩んだら引きこもらず、あえて人とコミュニケーションを
□■□新型うつ病に悩む人が周りにいたら■□■
・突き放さず話を聞いてあげる ・つかず離れず適度な距離を保つ(時間を決めて相談にのるなど) ・適度な励まし&ほめることは効果的 ・早寝早起き、規則正しい生活をさせる ・連れ出して一緒に運動する(散歩や体操など)
<電話相談>
現在心身の不安を持つ人は一人で抱え込まずに最寄の保健所に連絡し相談をしてください。うつの治療には時間がかかるので、気長に回復を待つ姿勢が大切といわれています。そして、いま悩みをお持ちの方は電話相談(東京都)を行っています。
【東京都 夜間こころの電話相談】
03-5155-5028(午後5時から10時まで ※受付は午後9時30分まで)
※東京都以外にお住まいの方は、最寄の自治体の保健所までご相談ください。
<回復に向けて>
まずは、恥ずかしがらずに、心療内科やメンタルクリニックなどを受診することが、早期の回復につながります。
【VTRの中でご紹介した本】
「ポジうつ!―「うつ友達」がいれば、ポジティブに生きられる! Yes、we can! 」
千葉 麗子; 橋本 真由美・著(マガジンハウス 1,365円)