夏、家にいるとき、外出先で襲ってくる「蚊」。
みんな刺されるけど、中には刺されない人もいるとか。
では、どんな人が刺されないの? どんなタイプが刺されないのか?
その傾向と対策をスタジオで伝授します!
本日の先生
医学博士 白井良和先生
・人を刺す蚊には主に2種類。
活動場所 活動時間 活動距離
イエカ 屋内 夜 1~10km
ヤブカ(シマカ) 屋外 昼 100~200m
・日本にいる蚊は約100種、うち人を刺すのは30種(ほかの動物を刺す蚊も多い)
・中でも大きく分けると、イエカ属とヤブカ属
・イエカは寝る時に悩まされる蚊で、活動場所は屋内。活動時間は夜、活動距離は長い
・一方、昼間に屋外で活動するのが、ヤブカの仲間。シマシマ模様が特徴。活動距離は短い
※血を吸うのはメスだけ
・なぜメスだけ血を吸うのかというと、産卵の為の栄養分を必要とするから
・オスとメスの見分け方は、触角を見るとよく分かる
・オスの触角はフサフサで、メスの触角は棒状になっている
・予めオスと分かっていれば、心配はいらない
●蚊に刺されるとかゆくなるのは、なぜ?
答え:蚊が皮膚の中にだ液を入れたから
・メスの蚊は人に止まると、まず皮膚にハリを刺してだ液を体の中に入れる。※血液の凝固防止成分が含まれる
・それから血を吸い取っていくが、30秒~2分の間、ゆっくり吸い取っていく。量は約2mgで、蚊の重量とほぼ同じ。蚊にすれば相当な量。
・血を吸い取ると、ハリを抜いて去っていくが、体内に残った唾液に体がアレルギー反応を起こし、腫れやかゆみが出てくる
・蚊が血を吸わなくても、だ液を入れられればかゆくなるので、1匹で何カ所も入れられ、かゆくなる事もある
・何カ所も刺されないという意味では、1か所で済むがだ液もさらに入るので、すぐに叩きつぶす
・アレルギー反応なので、ある程度、刺され慣れるとかゆく感じなくなる。
●太めの人と細めの人とでは、刺されやすいのはどっち
答え:太めの人
蚊に刺されやすいのは
●太り気味
●潤いのある肌
●汗をかきやすい
●体温が高め
●酒好き
●血液型はO型
・太り気味の方は、体の表面積が広く、蚊に狙われやすい
・蚊が寄ってくるのは、吐く息に含まれる二酸化炭素やさらに肌の水分、体温の熱による影響が強い
・お風呂上がりなども、蚊に刺されやすい傾向がある。
・お酒を飲むと、アルコールの分解により二酸化炭素量は増え、蚊に刺されやすくなる
・特にビールは、ビール自体の二酸化炭素の影響もあり蚊に刺されやすい
・血液型ではO型が刺されやすい
○血液型別 蚊の付着率
O型 78.5%
B型 56.9%
AB型 48.0%
A型 45.3%
(白井良和 医学博士 調べ)
・海外でも「0型」の人が、蚊に刺されやすいというデータがある
→詳しい理由は不明だが、蚊が好む何らかの要素を持つ人がO型の中に多いのではないかと考えている
●着ると蚊に刺されやすい服の色は?
A黒
B白
答え:A
○蚊を刺されない究極のコツ1○
「蚊のいそうな場所に出かける時は明るい色の服を着る」
・蚊は白黒で見えていて、黒や紺などの暗い色を好む
・逆に白や黄色など、明るい色にはあまり誘引されない
○蚊を刺されない究極のコツ2○
「カラダを清潔にしておく!」
・皮膚の脂に、蚊が誘引する事が分かっている
・今の実験は腕や手でしたが、足が足特有の臭いや汗が付きやすく、蚊が寄って来やすいので特に足は清潔にした方がよい
●最新の蚊取り製品
各メーカーとも今一番新しいタイプが、なんと1回たった1、2秒スプレーするだけで、蚊取り効果が12時間も持続するというもの。臭いもなく、火や電気も使わない為環境にも優しい。
蚊に効く有効成分の粒子が細かくて軽く、さらに常温でも長時間空間に漂うため、1プッシュで12時間も効果が持続する
・家庭用蚊取り製品のほとんどが、ピレスロイド系の殺虫成分で、ほ乳動物の体内に入っても酵素によって分解され、短時間で体外に排泄されてしまうので安全
・ただし、カブトムシなどの昆虫や金魚・ザリガニなどを飼っている場合は要注意
○室内の蚊をすぐに取りたい時に、おすすめのモノ
・蚊取りラケット
・虫取りの網
・この蚊取りラケットは、電池を入れてスイッチを押すと網に電流が流れて、蚊が感電する。とても重宝している
・またお子さんがいる家は、いらなくなった虫取り網を利用してみると驚くほど簡単に蚊が取れる
●もしも蚊に刺されてしまった時の対処法
蚊に刺された時はかいたり、つまんだりせずに冷やす!
・かきむしったり、×を付けると、皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので、冷やすとよい
・冷やす事で、かゆみがやわらぐ