きょうは何の日

2010/04/16

1951年4月16日「サザエさんが朝日新聞に連載を開始した日」

国民的アニメ「サザエさん」
アニメ放送は、1969年の開始から現在まで、2050回を越える。
原作漫画は全68巻、7,000万部の超ベストセラー。
さらに、映画やドラマにもなったほか、25年後の磯野家をモチーフにしたCMもできた。

「サザエさん」の作者である長谷川町子が住んでいた東京都世田谷区桜新町。
この街には、サザエさん通りがあり、いたるところに「サザエさん」のキャラクターがいる。
またサザエさん通りの先にある長谷川町子美術館には、
全国から幅広い層の「サザエさん」ファンが訪れる。

「サザエさん」を生み出したのは、長谷川町子。
彼女は、大正9年、佐賀県で生まれる。
プロの漫画家に弟子入りした町子は、15歳の時「狸の面」でデビュー。
日本初の女性漫画家になった。
26歳のとき、福岡の新聞社から連載の依頼が舞い込む。
町子は、家の近くの百道浜海岸を妹と歩きながら、漫画の構想を練り、
「サザエさん」を誕生させる。

サザエさんは福岡出身で、連載当初は独身だった。
マスオとの結婚のエピソードは「別冊サザエさん」に描かれている。
ちなみにサザエさんの特徴的な髪型は、当時流行していたパーマを表している。

その後、東京に上京することになった町子に合わせ、サザエさん一家も東京へ引っ越すことになる。
そして、町子が実際に住んでいた世田谷区桜新町に住み始める。

サザエさん一家といえば二世帯住宅だが、当初はフグ田家は別の家に住んでいた。
しかし、マスオのとった行動により大家に家を追い出され、磯野家で暮らすことになったのだ。

母の提案で姉の毬子と出版社「姉妹社」を設立した町子は、
これまで連載してきた「サザエさん」を漫画本として出版。
人気は徐々に高まっていった。

そして「サザエさん」は、昭和26年4月16日、全国紙、朝日新聞の朝刊で連載をスタートさせる。

庶民の生活とリンクしていた「サザエさん」
洗濯機やテレビなど日本人が豊かになるのに合わせて、磯野家の暮らしも向上していった。

しかし、昭和30年代になると、実社会では核家族化が進み、
磯野家のような一戸建て二世帯住宅も少なくなっていった。
「サザエさん」で描かれる庶民の生活が現実とズレていく。
そして昭和49年、町子は6,000回以上も続いた新聞連載を打ち切る決断を下した。

連載が終了した後も、アニメやドラマ化で「サザエさん」は愛され続けている。
平凡だけどホッとする。
日本人が憧れる家族愛が「サザエさん」にはあふれている。


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長谷川町子美術館
開館時間 火から日曜・祝日 10:00から17:30(入館締切17:00)
休刊日 月曜日(祝日の場合、その翌日)、展示替期間、年末年始
入館料 一般600円
    大高生500円
    中小生400円
※団体20名様以上、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方と、その付添の方:各100円引

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