きょうは何の日

2010/12/08

2007年12月8日 「映画『マリと子犬の物語』が上映された日

きょうは何の日
マリは山古志村にて五十嵐豊さんと、父・高繁さんのもとで暮らすメスの雑種。2004年10月23日朝、マリは3匹の子犬を出産した。しかしその日の午後5時56分、新潟県中越地震が発生する。震源からおよそ10km離れた山古志村でも震度6強を記録した。

この地震で高繁さんはタンスの下敷きになってしまう。マリはつながれていた鎖を引きちぎり、そんな高繁さんの頬をなめ、励まし続けた。地震発生の2日後、高繁さんはヘリでやってきた救助隊に無事救出されるが、人命優先のためヘリに犬を乗せることはできず、マリと3匹の子犬は村に置き去りとなる。そして川をせき止めた土砂が天然のダムとなり、村全体が水没の危機にさらされ、山古志村は全村避難することとなった。
山古志は無人の村と化した。

11月8日、豊さんが新聞に写る一匹の犬を見てマリと確信。その2日後、一時帰村が認められ豊さんが自宅周囲を探すと、顔立ちが変わるほどやせ細ったマリと丸々太った3匹の子犬を発見。エサのない山古志でマリは身を削って子犬を守り抜いていたのだ。その後、避難所ではマリたちを飼うことができないので、マリと子犬は人に預けられることになった。
2005年2月22日、高繁さんが仮退院し、4ヶ月ぶりにマリと再会。この話は「山古志村のマリと三匹の子犬」という絵本となり、20万部を売り上げ、2006年には映画化が決定。

2007年12月8日、映画「マリと子犬の物語」が全国上映された。時同じくして五十嵐さんの新居が完成。3年ぶりにマリと一つ屋根の下で暮らせる日がきた。

2010年現在 マリは9歳。豊さんは結婚し3児の父となった。高繁さんは取材した日入院中だったが、家にいるときはマリと散歩をしているとのこと。

突然襲ってきた震災を乗り越え、幸せに暮らすマリと五十嵐さん一家。
映画にもなったその絆は、今も切れることなく結ばれていた。

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