きょうは何の日

2010/03/26

小篠綾子が亡くなった日

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日本を代表する世界的トップデザイナーの3姉妹。
長女・弘子、二女・順子、三女・美智子。
その3姉妹を女でひとつで育てあげたのが、母・小篠綾子。

綾子は大正2年、大阪岸和田の呉服店で生まれた。
女学校に入った頃、近所のモモヒキ屋にあった最新式のミシンに心引かれ、両親の反対を押し切り15歳で学校を中退しモモヒキ屋に弟子入りした。
当時服装が、和服から洋服へ移り変わっていくのに目を付けた綾子は21歳のとき、たった一人でコシノ洋装店を開業。
紳士服の仕立て職人だった男性と結婚し、長女・弘子、二女・順子、三女・美智子と
3人の子供に恵まれた。
だが、戦争中に夫は出征先で病死。
綾子は家族を養うためがむしゃらに働いた。
そんな母親のうしろ姿を見て育った子供たちはファッションの道を志すようになっていく。
長女・弘子は文化服装学院に入学し、後に大阪心斎橋に店を開き、高級感にあふれる優雅なファッションは注目を集めていった。
二女・順子も文化服装学院に入学し、史上最年少の19歳で装苑賞を受賞。
卒業後、東京・青山に店を出し時代の先端をいく奇抜で大胆なデザインで一躍有名になった。
三女・美智子は有名になった姉たちと比較されることを嫌いイギリスへ渡った。
やがて、「ミチコ・ロンドン」を立ち上げる。
こうして3人の娘たちは自分たちの力でファッション界の扉を開き世界へと羽ばたいていった。
そして、娘に負けじと昭和62年、74歳で自らのブランド「アヤココシノ」を旗揚げ。
最後まで現役にこだわり続けた綾子だが、平成18年の冬、肺炎をこじらせ入院。
その後、脳梗塞を発症。
そして今から4年前、小篠綾子は92年にわたる人生に幕を下ろした。

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