• 取材日記  

バロック 取材日記#002

音龍門ラストとなるDRAGON TOP ARTIST 「バロック」。
実はこの回放送した内容はギリギリまで悩みました。

決まったのは3月1日BLITZライブ。編集日ギリギリでした…。
2011年、7年のブランクをものともせず、1万人が駆けつけた横浜赤レンガ倉庫での復活ライブ。そして数々のバロック現象を起こし、今回迎えた赤坂BLITZの2Days。
残念ながら晃の抜けた、怜、圭の2人だけのライブとなってしまいましたが大熱狂、そして圧巻のステージ。
単にルックスや楽曲だけでここまでファンを魅了できるのか?
人々惹き付ける何かがある!そう確信して彼らの音楽に対する想い、スタイルを紐解く取材となりました。

インタビューをして意外だなと思ったのが、怜さんの音楽のルーツが椎名林檎さん、Charaさんなど女性ボーカルが中心だった事、そして音楽が好きという以上にバンドが好きと熱く語っていた所。
ありのままに、そして様々な姿で音楽を表現する彼らの「伝えたい」という想いを感じることが出来たと同時に、その想いが7年という長い年月も色あせる事無く生き続けた理由なのかと思いました。

「始まりがあるものには終わりがある…」
今回、音龍門は最終回となってしまいましたが
「終わりは全ての始まり…」
バロックの音楽が解散後もファンの心で育まれた様に音龍門の様な番組が復活する事をいち音楽好きとして思います。

THE NAMPA BOYS 取材日記

2013年3月26日。『音龍門』という1つの仕事が終わった。でも、これは仕事だったのかなと思う。音楽を通して、一緒に旅をしたり、一緒にデビューを祝ったり、一緒に悔しい思いをしたり…。常にアーティストのそばに寄り添っての取材の日々は、時に仕事ということを忘れて、感情移入していました。尊敬する番組総合演出家から「感情ゾッコン移入型ディレクター」と命名されるほど、気付けばのめり込んでいました(苦笑)

僕は元々、音楽番組畑の人間ではありません。前は『おもいッきりテレビ』の「きょうは何の日」を担当し、その前は報道で芸能コーナーを担当していました。だから、この番組をやらなければ、1枚のCDにあれだけの想いが詰まっているのも知らなかったし、1本のライブに二度と訪れない奇跡の瞬間が生まれることも知らなかったと思います。番組スタートから3年半。どのアーティストも忘れられない思い出があります。

初めて担当したのは、CLUB PRINCE。メンバーがホストということで、毎晩、歌舞伎町通いに明け暮れました(笑) WEAVERは、大型フェス「カウントダウンジャパン」出演の様子を取材し、そのステージに感動しました。AJISAIの取材は、雨ばかりだったなぁ(笑) でも、彼らの優しい音楽に癒されました。LONELY↑Dは、メジャーデビューする日の午前0時に取材し、皆でデビューを祝いました。そして、FLiP。東京から長崎まで、機材車で共に旅をしたあの日の思い出は、僕の心に深く深く焼き付いています。あの長崎のライブの感動は一生の宝物です。後に再び取材することになって、神戸まで旅したのも大切な思い出です。pocketlifeのフロアライブは、最高に楽しかった。ライブって、こんなに楽しいものなんだと教えてもらいました。LOOP CHILDは、柴田さんの手作りカレーをご馳走になったのが印象深いなぁ。「恋するチキンカレー」を聴くと、またあのカレーが食べたくなります(笑) そして、THE NAMPA BOYSとの出会い。上京した瞬間からカメラを回し始め、最終回まで約2年に渡り、彼らを取材しました。どの瞬間も貴重な1シーンで、無名の彼らがメジャーデビューするまでの道のりは、まさに奇跡の連続でした。Acid Black Cherryは、yasuさんの音楽はもちろん、その人柄に惚れました。こういうのを男が男に惚れるっていうのかな。そして、FUNKIST。彼らとも特別な思い出がいっぱいです。色んなものを乗り越えて、音楽を奏でる姿に何度も涙したし、「絆」という言葉の意味を教えてくれました。MAN WITH A MISSIONは、担当させてもらったのがすごく光栄でした。もう本当にインパクトがすごくて、見た目もそうですが、ライブも興奮しっぱなしでした。UNISTもメジャーデビューというタイミングで取材させてもらい、夏の暑い代々木公園で聴かせてもらった3人の歌声は忘れられません。SHIKATAさんは、とてもおしゃべりが上手な方なんですが、どのお話も根底にあるのは、曲への愛でした。JOKERは、二人のクールな見た目以上に、音楽への熱い想いに感動しました。motoさんの思い出は、インタビュー中に聴かせてもらった「My Favorite Things」。思わず聴き入ってしまいました。そして、最終回のTHE NAMPA BOYS。彼らが最後の取材で本当によかった。THE NAMPA BOYSの心震える音楽への旅。今度は取材者ではなく、いちオーディエンスとして観ていけたらと思っています。

全てのアーティスト、そして支えるスタッフに尊敬と敬意を表します。取材でお世話になった全ての方々、本当にありがとうございました。また、ツイッターを通して、番組への温かいメッセージを多数頂きました。感謝、感謝の3年半でした。『音龍門』を愛して下さり、ありがとうございました。『音龍門』は、僕の誇りです。

bn
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