日本フェザー級タイトルマッチ 10R
松田 直樹(帝拳)
vs 梅津 宏治(ワタナベ)
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キャリア14年、32歳にして初めて日本タイトルを手にした松田と、2年ぶりの返り咲きを狙う、同じ32歳の梅津。酸いも甘いも噛み分けたベテラン同士の対決だけに、味のある攻防が見られそうだ。
松田は昨年10月、澤永真佐樹(赤城)を5回TKOに下して戴冠を果たし、これが初防衛戦となる。以前は足をつかいながら出入りする比較的地味なボクシングだったが、ここ2年ほどは思い切りのいいボクシングにチェンジした感がある。敵地で元世界チャンピオンのルディ・ロペス(メキシコ)を豪快にKOした試合が、目覚めの端緒になったのは間違いないところ。特に左フックはタイミングがよく、一発で試合を決める力がある。昨年は同じくメキシコで元世界チャンピオンのグティ・エスパダス(メキシコ)と対戦、2回TKO負けを喫したが、澤永戦を見るかぎり心身ともにダメージを引きずってはいないようだ。
梅津は松田の2代前のチャンピオン。松田と同じ帝拳ジムの粟生隆寛に王座を追われているだけに、間接的な雪辱も狙うことになる。
ガードを固めてじりじりと前進し、接近戦で左右フック、アッパーをねじ込むタイプだ。榎洋之(角海老宝石)、粟生には敗れたが判定まで粘ったタフネスを持ち合わせている。
「打ち合いを熱望する」という梅津に、「圧勝して格の違いを見せつける」という松田。序盤から目の離せない試合になりそうだ。
中間距離から放たれるタイミングのいい松田の左フック、至近距離で突き上げる梅津の左右アッパーに注目だ。
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