2020年、"日本の宝"が帰ってくる!

古今東西の権力者たちは、その力を示し、維持するために芸術の力を利用してきました。威厳に満ちた肖像画は権力を強め、精緻に描写された物語はその力の正統性を示します。また、美しい工芸品は彼らの宮廷を彩り、ときに外交の場で活用されてきました。時の一流の画家や職人につくらせた芸術品は、今も見る人々を圧倒する荘厳な輝きを放っています。また、力をもつ人々は、自らも芸術をたしなんだほか、パトロンとして優れた芸術家を支援しました。その惜しみない支援によって、数多くのすばらしい芸術作品が生み出されたのです。さらに、多くの権力者たちは、貴重な作品を収集し手元におきました。彼らが築いたコレクションは、今日の美術館の礎ともなっています。本展覧会では、エジプト、ヨーロッパ、インド、中国、日本などさまざまな地域で生み出された約60点の作品をご紹介します。私たちが鑑賞する芸術作品が本来担っていた役割に焦点を当て、力とともにあった芸術の歴史を振り返ります。


■ボストン美術館
ボストン美術館は、1870年にボストン市民をはじめとする有志によって設立され、1876年のアメリカの独立100周年記念日(7月4日)に開館しました。古代エジプト、アジア、ヨーロッパ、アメリカの美術をはじめ、古代から現代までの作品を収集し、そのコレクションの質の高さと百科事典的な幅の広さで知られています。
2020年に設立150周年を迎えるボストン美術館は、現在も拡張を続けています。2010年には、別館となるアメリカ館が設けられ、南北アメリカ大陸の美術の流れを概観できるようになりました。また、2011年には現代美術のための新しい展示室が設けられ、これまでの作品とのつながりを意識しながら、今日の美術の動向にも触れることができます。開館当初およそ6,000点だったコレクションは、現在では50万点近くに及び、毎年約120万人もの来館者を迎えています。

日程

2020年4月16日(木)~7月5日(日)

会場

東京都美術館(東京・上野公園)

問い合わせ

【ハローダイヤル】03-5777-8600

オフィシャルサイト