ON AIR 放送内容

#06

パフォーマーの夢

EXILEはEXILEとしての夢を叶えるだけでなく、メンバー一人一人が自分の夢を叶える場所でもある。
役者という夢を叶え、確実にキャリアを積んでいるパフォーマーについて、
居酒屋に集ったHIRO、ATSUSHI、TAKAHIROは語っていた。

忙しくてなかなか会えない寂しさを感じながらも、誰より応援し、活躍を楽しみにしている3人。
USAが初めて単独主演している舞台『蛇姫様』を観た興奮を、TAKAHIROはHIROとATSUSHIに熱く語った。
「すごいっす。内容的にすごく深くて、迫力がすごくて・・」

今や劇団EXILEも立ち上げ、パフォーマー4人が役者として活躍するEXILEだが、
そのきっかけを作ったのはMAKIDAIだった。ダンスを始めるより前に、すでに役者に興味を抱いていたという。
中学の時に仲間と作った『DEAR MY FRIEND』というショートムービーで、主演を務めていたのだ。

そのMAKIDAIが役者への想いをHIROに打ち明けたのは、EXILEとしてデビューした直後のことだった。
「“実は俳優をやりたいんです”って言った時に、HIROさんは“マジで!?”ってすごく驚いてた。
HIROさんから見たら、ドレッドかけて、ダンスにどっぷり浸かって、DJもやってって言う当時の僕と
俳優って言う職業は、対極にあると思ったんだと思うんですよね」(MAKIDAI)

MAKIDAIは単独の映像で、当時を振り返った。

居酒屋ではHIROが、ATSUSHIとTAKAHIROに当時のことを話していた。
「けっこう衝撃的で、マジで!?って思ったんだけど、MAKIDAIは“表現者としていろんなことに挑戦したい”
っていう話をしてたから“ああ、そうなんだな”って」

「HIROさんは“叶ったらすごくいい夢だよね”って言ってくれて。HIROさんの優しさであり、
僕の真剣な気持ちが伝わったからでもあると思うんですけど、“そうだよな、おもしろいよな”って
それを盛り上げて行ってくれるような話をしてくれましたね」

HIROはMAKIDAIを想いを受け止めて応援し、その告白から3年後の2004年秋、MAKIDAIはドラマ『ホットマン』
で俳優デビューを果たすことになる。夢を実現させる最初のきっかけをつかんだのだった。
以来着々と活躍の場を広げている。

役者の魅力を、MAKIDAIはこう話した。
「ダンスは言葉を持たない表現だけど演技は言葉を持つ表現だから・・。
ボーカリストが言葉で表現しているものの深さを知れたりもするし」

新しい夢にトライすることが、メンバー間の理解に役立っている。それだけではない。
居酒屋では3人がこんな話をしていた。
「パフォーマーのみんなが役者として頑張ってくれることで、ファンの方々になってもらえる
可能性が広がっているよね」(ATSUSHI)

「MAKIDAIさんが『瞳』に出たことで、すごいファンの層が広がりましたもんね」(TAKAHIRO)

個々の活動、個々の夢の実現とEXILEの夢は、深くつながっていた。
「EXILEは不動のものであり、みんなの夢を共有している場所。でもそこに頼るだけじゃなく、
一人でもEXILEの看板を背負って出て行ける力がある方が、グループとしても絶対に強いと思う。
だから自分のやってることは、絶対にEXILEにもプラスになると信じてやってます」(MAKIDAI)

他の3人のパフォーマーも同じことを考えているに違いない。“EXILEのパフォーマー”という
立場に甘んじたり、納まることなく、果敢に新たな夢に向かって進んで行くのがEXILEなのである。

HIROが、ATSUSHIとTAKAHIROに話していた。
「MAKIDAIはいつも、“役者の世界ではまだまだ素人だから、むかつくことも悔しいことも
全部食らってやっていかないとダメなんですよ”みたいなことを話していて。それを聞くと、
“ああ、本気なんだな”って思う」(HIRO)

「逆に、EXILEの名前に恥をかかせないためにも、何があっても謙虚に行きますって言う感じですもんね」(ATSUSHI)

夢は人をがむしゃらにさせ、強くさせ、同時に謙虚にさせる、ということなのだろう。
いつも穏やかでハッピーなMAKIDAIの心の深さに、少し触れた気もした。
「いい役をもらえるのなら、どんなに忙しくてもやらせてもらえばいいっていう時期だと思う。
今は休んでる場合じゃないでしょうって思いますよね。まあ、たまには休みたいですけどね(苦笑)」(MAKIDAI)

番組の中では、USAの舞台稽古の様子や初日の公演を終えた直後の安堵の表情とコメント、
また撮影で訪れているヨーロッパの街を散策するMAKIDAIの映像が流れてもいた。
“EXILE PERFECT YEAR”が終わってわずか1ヶ月半だというのに、役者としての彼らは休む間もなく
フル稼働ということか。すべてを犠牲にしても叶えたいと思うものこそが夢なのだと、彼らは示してくれている。

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