ON AIR 放送内容

#07

AKIRAの夢の軌跡

「オーディションで勝ち取ったTAKAHIROもすごいけど、オーディションなしで“こいつはEXILEだ!”
って認められて入っちゃうくらいのやつだったんですよね」(ATSUSHI)

「EXILEになりたいとはずっと思ってたみたいだね。そのタイミングが来た、ということだったと思う」(HIRO)

2人の話をうんうんと聞いているTAKAHIRO。3人が話しているのは、AKIRAのことだ。
ふと、何か気配を感じて息をひそめる3人。ドアを開けて入ってきたAKIRAのビックリした姿が映った。
“HIROさん、どっかで飯食ってます?”というAKIRAからのメールに、HIROは番組の収録中であることを一切伝えず
“おいでよ”と返信していたのだ。
驚いて入り口でボー然としているAKIRAに席を勧めながらHIROは「AKIRAの引きの強さはハンパないんですよ、昔から」
と話した。なかなか動揺が納まらないAKIRAは「いや〜〜、何とも・・」と答えるのがやっとの様子だったが、
EXILEとの最初の出会いが、まさにそれを証明していた。

第二章の幕開けでもあった武道館で、AKIRAはEXILEのメンバーとして初めて初のソロパフォーマンスを見せた。
とんでもなく気合いの入ったそのパフォーマンスには、USA、MAKIDAIと出会ってからあのステージに立つまでの、
AKIRAの7年間の想いが込められていたのかもしれない。

AKIRAのEXILEへの道は、クラブのイベントでUSAとMAKIDAIに声をかけられたところから始まっている。
「踊っている時に気づいたんですよ、ヤッベ、真ん中に2人がいるって」(AKIRA)
「ダンサーをスカウトするつもり目的はまったくなかったんですけど、“あいつ、ヤバくない?”って
USAと話してて」(MAKIDAI)

「丸坊主で真っ黒で・・。なんか、すごいインパクトだった」(USA)
男女なら一目で恋に落ちるような、衝撃的で奇跡的な出会いだったのだ。

USAとMAKIDAIと知り合った数ヶ月後、AKIRAは地元・静岡から上京してきた。
「ダンサーとしての仕事が約束されていたわけでも何にもないのに、出会ってすぐにポンと東京に出てきたんですよね。
そういう勢い、やる気みたいなものは、多分、HIROさんに伝わっていたと思う」(MAKIDAI)

上京したAKIRAはEXPGでダンスのインストラクターを始める。当時、レッスンを行っていたスタジオがあった
“新宿村スタジオ”が、AKIRAのルーツの場所でもある。がらんとしたスタジオに立って、EXILEのAKIRAは
当時の気持ちを振り返った。
「もしかしたら、絶対にEXILEに食い込んでいってやる!って言う気持ちは、あったかもしれないですね。
あとは“俺だって絶対に負けないっすよ!”みたいな。原点であるこのスタジオに来ると、気が引き締まりますね」

ダンサーとして思いっ切り活躍したい、という気持ちを上手にコントロールしながら、日々、子供たちに
ダンスを教えていたAKIRA。当時のAKIRAの先生ぶりを、このあとAKIRAが足を向けたEXPGの東京校で、
かつて教え子だった、現在EXPGのインストラクターの女性が話してくれた。
「生徒のインストラクターの支持率みたいなので、AKIRA先生はけっこうダントツだった気がします。
怒られたことも多々ありますけど」

厳しいけれど教え方のうまい、慕われる先生だったのだろう。キッズたちとのやりとりからも、その片鱗は伺えた。
「他に何か質問ある? 何でも答えますよ」
男の子が訊いた。
「3月1日に、何が起こるんですか?」
「それは言えないよ〜。みんなにいい刺激をもらってもらいたいとか、そのことをきっかけにさらに夢を持って
前に強く進んでいってもらいたいと思ってすることだから、きっと喜んでくれるんじゃないかな」

言えないけれど、丁寧に説明するAKIRAの姿があった。

次にAKIRAが向かったのは、ZeppTokyo。そこではメジャーデビューを直前に控えたJ Soul Brothersの
アルバム記念イベントが開かれていた。

AKIRAとJ Soul Brothersはとても関わりが深い。KENCHI、KEIJI、TETSUYAはAKIRAがクラブで声をかけ、
アンダーグラウンドで同じグループとして一緒にステージに立った仲間でもある。
「EXPGでインストラクターをやりながらも、自分でメンバーを見つけて、同世代の仲間で絶対に成り上がるんだ!
この世代で影響力を与えるんだ!って思ってました。ようやく今、そういう形が見えてきたと言うか・・」

この日、応援に駆けつけたHIROやMATSUと一緒にステージに立ち、「ファンおみなさんとJ SoulとEXILEで、
もっともっと成長したり、いろんな時間を共有して行きたいと思いますので、これからもよろしくお願いします」
とJ Soul Brothersのファンに挨拶するAKIRAは、とても嬉しそうだった。

イベント終了後、楽屋にKENCHI、KEIJI、TETSUYA、AKIRAの4人がいた。
「地元の横須賀では同じチームだったけど、東京のクラブでは別のチームで踊ってたから、
ライバル同士だったわけだよね」(TETSUYA)

「MAKIさん、ウッサン、MATSUさんの世代の人たちもそうだった。みんなライバル同士だったけど、
ムーブメントを作った。だから絶対に僕らは僕らでムーブメントを作らなきゃって言う気持ちがあった。
だからお互いに火花を散らしてたけど、どっかしらお互い、寄りかかりたかった(笑)」(AKIRA)

「そうそうそう」と3人。互いの実力を認め、磨き合いながら、言葉を越えたところで理解し合えていた
4人の姿が目に浮かんだ。だからこそ、ひとつになった時には単純な足し算では答えが出ないような化学反応を起こす。
その化学変化が、エンターテイメントのひとつなのかもしれない。

番組の最後、“EXILE GENERATION”について訊かれたAKIRAはこう答えた。
「ある種、僕の夢がひとつ叶うと言うか。驚く人もいると思うけど、“え〜〜、なんで?”って言われるほど、
僕らはきっと火がつくと思います。絶対にあとからそれを“なるほど”にしてみせるっていう強い意志はあります」

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