創設100年の節目に新たな歴史を刻めるか
今年、創設100周年を迎えるメキシコ屈指の古豪クラブアメリカ。9年ぶりの出場となった前回大会ではアジア王者・広州の前に逆転負けを喫し準々決勝で涙をのんだ。
3度目の挑戦となる今大会。組合せの結果、初戦の相手は奇しくも前回と同じアジア王者。その初戦に勝利すると準決勝で待ち受けるのは、現在、世界最強との呼び声高いヨーロッパ王者レアル・マドリード。
各大陸の王者が参加するようになった2005年大会以降、いまだ北中米カリブ王者が決勝へと駒を進めたことはない。100周年の節目となる今年、アジア王者へのリベンジ、そしてレアル・マドリードを相手に「世紀のジャイアント・キリング」を果たし、北中米カリブ王者として初めて「クラブ世界一」の称号を得られるか?