2012年12月4日放送

ロウソクの灯りで、人の心にも灯りを灯す。
キャンドルアーティスト・倉田由美子さん。
思わず頬張りたくなる、色とりどりのケーキや果物
でも、材料は全てロウソクのロウ。

「雑貨屋さんで小さくてホコリまみれになってたんですけど
かわいいケーキ(ロウソク)があったんですね、それは譲ってもらえなくて
売り物じゃないので、では作ってみようって。そしたらみんながかわいいって
やっぱりかわいいと言われるとうれしいじゃないですか。
そこからエスカレートしてどんどん作るようになってきた」

試行錯誤を重ね、今では個展を開き
人に教えるほどまでに技術を身に付けた倉田さん。

「家庭用キッチン材料・道具で手近なモノで作るっていう
生徒さんも失敗してもいいから数を作って
上手にできてくれればうれしいですね」

ゼロから始めたキャンドルアート
だからこそ、共感出来る言葉があります。それは・・・

「どんな芸術家でも最初は素人だった」

アメリカのエマーソンの言葉

今ではキャンドル作りを、より楽しく感じています。

「飾って頂けるだけでも楽しんでもらえればいいと思うんですが
やっぱりユニークで誰が見ても「わーステキ」って言ってもらえるような作品を
作ってみたいと思います」

心の灯りは、変わることなく灯っています。