2012年12月11日放送

温もりのある光に魅せられた…
シャンデリア職人・平田総一さん。
気品にあふれ、美しい光を放つシャンデリア。
ヨーロッパでは、どの家庭でも代々受け継がれてきた大切な灯りです。

「5年10年どんどん使っていくと愛着がわいてくるっていうのが
アンティークシャンデリアの魅力なんじゃないかな。」

シャンデリアの技術を学ぶ場は、日本では少なく
平田さんはイタリアの工房に弟子入りを志願。しかし…

「「働かせてくれ」って言ったんですけど、「ダメだ」って言われて
1週間通い続けて「じゃ掃除しろ」と
それで(掃除をしながら)自分なりに見て覚えましたね。」

日本の人にも、シャンデリアを身近に感じて欲しい…
そう願う平田さんを支えている言葉、それは…

「人生とは自転車のようなものだ。
倒れないようにするには走らなければならない。」

アインシュタインの言葉です

夢を現実のものとするために、立ち止まる事無く
シャンデリアを作り続ける平田さん。

「使い捨てではなくて、思い出も一緒に育てていけるような
モノづくりが出来たらいい。」

シャンデリアは、思い出を包むように優しく輝きます。