2013年8月6日放送

水に棲む生き物たちの 命を守る・・・。
水族館の獣医 大津 大(おおつ だい)さん

水に暮らす生物たちと触れ合える、水族館。
大津さんは、元気を支える影の立役者です。

「口の中の色や、肌の垢の状態とか、血液検査という客観的なデータを合わせて、いろいろな診断をつけていきます」

痛い痛い採血。セイウチも我慢はしてくれますが・・・

「誰よりも僕は動物の事が好きだと思っているんですが、(動物からは)誰よりも嫌われていると思います」

次々と新しい医療に挑戦するのは、これまで、辛い思いを重ねたから。

「もう10年ぐらい前に死亡してしまった動物は、今だったら助けられるのに、と思うことが、よくあります」

獣医となり18年。大津さんを力づける言葉、それは・・・

『進歩は偶然の出来事ではなく、必然である』

ダーウィンの進化論にも影響を与えたイギリスの哲学者、
スペンサーの言葉です。

「漫然と同じように続けていても絶対に成功しないと思っているので、自分も同じように変化させていくということが大切だと思います」

その強い気持ちが優しさとなり、水に生きる命を守ります。