2014年9月30日放送

胸が高鳴る 拍子木の響き・・・
プロ紙芝居師 さるびあ亭かーこ。さん

「しゃべっていないと、窒息してしまうみたいなので。しゃべることを仕事にできるのが嬉しかったです。」

昔ながらの自転車で街をめぐり、紙芝居を演じます。

「あのスタイルで行くと、60代の方が『うわ~、昔やったんだよ!』って。
『5円握りしめて行って、みんなで競争して、誰(の水あめ)が白くなるかやったんだよ』。
そういう懐かしい話をして下さいますし、今の子は珍しくて新しくて、衝撃的みたいですね。」

かーこ。さんの言葉で弾ける子供たちの笑顔・・・

「みんな勉強やったりゲームやったりして忙しい中、こういうおばちゃんと『また会いに来たよー!』なんてね。その子が何年生になったとか、妹を連れてきたとか、そういう風に繋がっていくのが、面白いなぁと思います。」

「伝える喜び」を感じるかーこ。さんが共感した言葉、それは・・・

『楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ。』

アメリカの心理学者、ウィリアム・ジェームズの言葉です。

「誰かが面白い事を言ってる時に『さぶ~い』とか言わないで、一緒に笑えるような社会になればいいですよね。」

その言葉から、時代を超えた物語が始まります