2015年3月3日放送

握る綱にチカラを込めて…
競技綱引きチームのキャプテン 清水隆さん
2020年の東京オリンピックに名乗りを上げている「競技綱引き」。
1チーム8人で、4メートル引けば勝利です。

「8人の力が1つになって、1本の綱が後ろまでスッと抜けていくのが魅力です。」

全日本選手権では、3位の成績をおさめた 清水さん。
自宅に専用のマシンを置き、
180kg以上の重りを引いて、トレーニングします。

「綱引きは下半身で引くスポーツなので、下半身を強化します。」

今でも悔やまれるのは、全日本選手権で敗れた試合・・・

「負けた時は床を何度も叩くほど悔しかったです。もっと練習しなきゃ、もっと相手チームを研究しながら練習しないとダメだなと思いました。」

全国制覇へ挑戦する清水さんが、大切にしている言葉、それは…

『始まりは しばしば終わりでもあり、終えることは始めることでもある』

イギリスの詩人 トマス・スターンズ・エリオットの言葉です。

「試合が1つ終われば、明日からまた新しい練習をしなきゃいけないっていう思いがあったので、1つ何か終わったら、次はそれが始まりであると。そういう言葉は、心の中にいつもありますね。」