2016年10月18日放送

フランスの北部・ジヴェルニーに今なお残る庭。
クロード・モネの名画を生んだその庭を…日本に再現しました。
庭師 川上裕(ゆたか)さん
川上さんは庭づくりの視点でモネの絵を解釈し、睡蓮の形を整え、
モネが大切にした「水鏡(みずかがみ)」のある庭を作り出しました。

「水の鏡に柳が映り、周りの景色が映り、空が映り。実際に見えているものと、
その外のものまでモネは描いていくので…」

移り変わる季節を利用し、睡蓮だけでは表現できない色を
水に写し出します。しかし、日本ならではの難しさもありました。

「(フランスと)気候が全く違うので、同じものをやろうとしてもできない。」

日本にはない花も多く模索する日々。
その熱意はモネが咲かすことを夢見た、ある花へと導きます。それは…
「青い睡蓮」

「モネは青い睡蓮をやりたかった。非常に色にバリエーションが出てくる。」

モネを愛し、自然と花を愛する川上さんが常に心に宿す言葉。それは…

『心に、いつも、いつも、花を』

クロード・モネの言葉です。

「一生懸命、花を咲かすことが、いつも頭を離れない。
これだけ(庭仕事)していれば幸せです。」