2017年3月7日放送

青春時代を未来に残す…制服のミニチュア…
ミニチュア制服作り、林 克己さん。

「制服って色んな思い入れがあるのに、利用が出来ないってことで小さくして
飾ってみたらどうかなってとこで」

思い出の制服をパーツごとに裁断し、硬い芯を貼り付けて仕立てます。
「芯を張ると縫いにくいんですよね、硬いものを縫うものですから、セーラーのラインなんかは取りましてサイズに合う幅に折り曲げて、それを縫っていくんです
けど作り替えれないんですよ、元に戻らないんで失敗できないですよね。」

単なるミニチュアサイズにするのではなく、立体的なインテリアに作り替えます。
「単純に可愛いものじゃなくて、子供さんをイメージ出来るとか、お母さんが3年間朝早くお弁当を作って、そういう時代がすぐに思い浮かぶようなものを作ろうと思うとご本人が着た、イメージでないとダメなんで、立体的に作らないと感じ取ってもらえない」

まさに思い出を形にする林さんが想う言葉。それは…

「感恩報謝(かんおんほうしゃ)」

恩を感じた人に最高の礼をもって報いること

「1番最初に作ったお客さんから『本当にありがとう』って喜んで頂いたお電話を頂いたので。本当に大切なものを信用して頂いて、喜んでいただけるっていう、こんな幸せな仕事はないと思ってるので。」