2017年3月28日放送

女流プロ棋士、カロリーナ・ステチェンスカさん。(25歳)
「ポーランドで16歳の時、漫画NARUTOのシカマルという忍びの登場人物がいて
将棋にも強いっていう話があった。」
チェスとは違う、将棋の独特なルールに魅せられました。
「チェスとか進むと駒が少なくなる、つまらなくなる。やっぱり将棋は取った
駒が戻れるのは駒が死なない、局面が進むと楽しくなると思いました。」
今から4年前、将棋のプロを目指し来日。
「(将棋の勉強は)インターネットで、後は詰将棋の本とか。詰将棋は日本語知らなくても図を見ながら問題考えて、あっ答え合ってるねっていう本です。詰将棋たくさん解いたので、終盤が強いって言われてるんですけど。」
日本語はもちろん、苦労したのは正座などの作法。
「最初は大変だった。痛くて泣いたこともある。」
来日2年目でプロに勝利。今年2月、外国人初となる女流プロ棋士と
成りました。
「ちょっと緊張して守りすぎたんでチャンスを待って待って逆転で勝ったけどね。」
さらなる高みを目指すカロリーナさんが好きな言葉。

「一歩千金(いっぷせんきん) 」

弱い歩でも金にも値する時があり大切だ という意味の格言です。

「初めての外国人の女流棋士として、次の目標は初段になること。」