どこにでもいるごく普通の女の子。
しかし30年後の体重がなんと体重270㎏！

そして、この超肥満体女性が減量を決意！
信じられない姿になった。彼女に一体何があったのか？

"男性との出会いが運命を変えた"

アメリカ・テキサス州サンアントニオ。
1974年、ローラ・ペレスという女の子がこの町で生まれた。

幼い頃は、ごく普通の体型。
だが...小学校にあがる前から、次第にぽっちゃりとなっていった。

きっかけは、近所に住む少年にいじめられたから。
毎日泣きながら帰り、つらい思いを食べることで解消した。

すると9歳で体重は60㎏、18歳で体重は140㎏に！
その後、まったく痩せることのないまま時は過ぎ...
27歳のとき、バイト先のバーで運命の出会いが！

客として来ていた、ジョイという男性がローラにひと目惚れ！
そして彼が猛アタックし、2人は交際を開始した。

デートはもっぱら食べ歩き。
ジョイは太った女性が大好きな男性。
そしてその世話をすることで、欲求が満たされるタイプだったのだ。

その後、ローラはジョイと結婚。
このことで体重は劇的に増えていく。

ジョイはローラに尽くし続ける。その様子はまるで女王アリに仕える働きアリのよう。
ローラはほとんど動かず、食べ続けていればいい。

結果、太りすぎてシャワーも一人では浴びられず、
肺や気管が圧迫され、酸素のチューブなしでは暮らせなくなっていた。

医師からは、体重を落とさなければ長くは生きられないという診断を受けた。
それでもジョイの世話に甘え、食べることをガマンできないローラ。
一体、彼女は、どうなってしまうのか？

"減量と夫との関係に揺れる"

このとき、体重270kgになっていたローラ。
命を第一に考えた彼女は、減量治療の権威、ナウザーダン医師の元を訪れた。

ナウザーダン医師によるとまず23kg痩せなければ手術が出来ないという。
生きるためになんとか痩せなければ...ローラは医師の言いつけを必死に守り、
食事療法にも取り組んだ。

そして3か月後、26kgの減量に成功。
2014年11月、手術が行われた。

その方法は、胃の80%ほどを切り取り、小さくすることで食事の摂取量を制限するというスリーブ状胃切除術。

手術は成功。そして食べる量は激減！
一瞬でたいらげていた朝食も食べ残すほどに変化した。

さらに8か月後。
なんと体重は161kgに！108kgもの減量に成功したのだ。

しかし、彼女には悩みがあった。
それは超世話好き、肥満好き夫との関係。
ローラが自分でできることが増えた事で、夫は自分の存在意義を見出せなくなっていたのだ。

昨年6月。ローラは胃の上部と腸を直接つなぐ胃バイパス手術を受けた。
栄養を吸収する腸が短くなるのでより高い減量効果が得られる。
その結果、3か月で体重117kgに！

そんな妻を見て夫はいらだちが募っていく。
いつもささいなことで言い争うように。
痩せるか夫との関係を取るか...どちらかを選ばなければいけないのか？

その後、ローラの体重は102kgに。
2人はどうなってしまったのか？

"減量に成功！離婚の危機も乗り越えた"

仰天スタッフはローラさんを訪ねてみた。
現在の体重は、なんと77kg。

ローラさんはトータル193kgも体重を減らしていたのだ！
そして今の体になったことで、ファッションやメイクに興味を持ち、日々楽しんでいた。
本格的にメイクを学んでその方面の仕事につくのが今の目標だという。

ところで、気になる夫のジョイさんはというと...
離婚の危機を乗り越え現在も一緒に暮らしている。

現在、家事はローラさんが担当。
今は食事制限もなく、肉も食べているという。
根っからの世話好き夫が少し心配だが、今は夫婦幸せにやっているようだ。