放送内容

2018年5月29日 ON AIR

まさかの女子会で地獄の1週間

仰天ニュースに驚きの投稿があった!
それは、あるものを食べたことで地獄のような苦しみを味わったというもの。
一体何があったのか?


楽しい女子会の後、体に異変が


去年8月。居酒屋で開かれた女子会での事だった。
櫻井真由子さん、26歳。


地元埼玉で、ダンススクールを家族経営していた真由子さん。
婚約者と同棲を始め、幸せいっぱいだった。


仕事から帰ってくると、腰に痛みを感じた。
さらに腰の痛みだけでなく、寒気も。


風邪だと思った真由子さんは体を休めようと、すぐに寝た!
しかし、夜中。体調が悪く熱を測ると、信じられない高熱が。


さらに手も痺れてきた。
実はこの時、彼女はある物を食べたことで恐ろしい細菌に感染していたのだ。


翌日病院へ。
症状を聞いた医師からは風邪ではなく食中毒だと言われた。


真由子さんには思い当たることがあった。
4日ほど前...真由子さんは、友人の誕生会を兼ねた、女子会に参加していた。


その時注文したのが鶏のつくね。その名も「生つくね」。
つくねの焼き鳥には、
あらかじめ蒸すなどして加熱してあるものを焼くものと、
生の状態から焼き上げるものがあるが、
この店では、生の状態から焼き上げたものを「生つくね」と呼んで提供していた。


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生から焼くと香ばしく、食感もジューシーになるのだが、
しっかりと中まで火を通さなければならない。
しかし、一口食べた真由子さんは少し生っぽいと感じつつも気にせず食べてしまった!


そして検査の結果、彼女を襲っていた細菌が判明。
その細菌は、カンピロバクターだった。
この菌は鶏や牛、豚などの腸管内に生息し、特に鶏の腸管内に多く存在している。


カンピロバクターによる食中毒は主に下痢や腹痛、嘔吐、発熱、倦怠感といった症状が出る。
重症化して死亡することはほとんどないが、ごく稀に恐ろしい病気に繋がってしまうことも。


それは手足に力が入らなくなるなどの運動麻痺を起こすギラン・バレー症候群。
これを発症すると日常生活を送ることが困難になることもある。


晴れの舞台が台無しに?


一方、真由子さんの場合は医師から1週間もあれば回復すると言われた。
本来ならば一安心するところだが彼女は違った!!


なぜならとんでもないビッグイベントが控えていたから。
それは結婚式。しかもちょうど1週間後に!
食中毒の原因となった女子会も、友人の誕生日会兼真由子さんの結婚祝いだったのだ!


まさか、それが結婚式の邪魔をするなんて。
もう準備は全部終わっている。
招待状から引き出物まで、スピーチや余興も全てお願い済み。


それを伝えると...看護師たちはなぜか急に張り切り出した。
その後、点滴や解熱剤で症状が落ち着いたため家に戻ることができた!


しかし、そこで地獄が待っていた。超激しい下痢が止まらない!
その間隔、なんと15分。
15分に1回トイレに行っているから体力も落ち...そして解熱剤が切れれば高熱が出る。


こんな状態で結婚式なんて絶対無理!
なんで女子会になんて行ってしまったのだろう...真由子さんは後悔していた。


それからもトイレ通いはずっと続き、結婚式前日。
真由子さんの体に変化が...なんと血便。


さすがにヤバい。そう思った真由子さんだが、彼女が向かった先は、
なんと病院ではなく...ネイルサロンだった。そしてマツエクも!
どうしてもベストな状態で結婚式にのぞみたかったのだ!


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そして、迎えた結婚式当日。
披露宴会場に入場してきたのは幸せいっぱいの真由子さん。
1週間、食事もろくに取れなかった体はガリガリに痩せてしまい、
ウェディングドレスはブカブカ!


でも、根性でのりきり、最後はダンススクールの生徒たちと一緒にダンス。
元気そうに見えてはいるが、体力的にはかなり限界。


翌日、新婚旅行へ。ハワイに着いた頃にやっと回復したという。
結婚を祝ってくれた女子会で、思わぬ地獄を味わった真由子さん。
もう半生の肉は絶対に食べないという。

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