放送内容

2018年5月29日 ON AIR

絶望から妻の一言で大逆転

アメリカ・ラスベガスに住むビリー・オーウェンさん、このとき36歳。
妻のダヤニラさんと幼い息子に恵まれ、幸せいっぱいの毎日を過ごしていた。


突然の病により、右目を失う


ある日、軽い頭痛と鼻水、鼻詰まりを感じ病院に行くと...思わぬ事実が判明した。
鼻周辺の空洞である副鼻腔に、悪性の腫瘍が見つかったのだ。


日本ではガン全体の約0.5%未満と珍しい疾患。
中でも50~60代の男性に多いと言われている。


初期の症状は鼻水や鼻づまり程度で大きな病気を疑うことがない。
ビリーも発見された時にはすでに進行度は一番重いステージ4だった。


しかも「未分化ガン」というとても珍しい種類のガンだった。
副鼻腔の未分化ガンになるのは約500万人に1人。
生存率は10%だと宣告された。


一刻も早く、腫瘍を摘出しなければ...
まずは切除する範囲を小さくするために、化学療法と放射線治療を行った。


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そして腫瘍を小さくしたところでガンの切除手術が行われた。
がん細胞を残さないように、周囲の正常な組織も含め、大きく切除しなければならない。
ビリーの場合、腫瘍をほお骨と上あご、眼球で包み込むように取り除く必要があった。


こうして、彼は右目も失った。
包帯がとれたのは1か月後。顔の右半分には大きな空洞が。


手術後のCT画像をみると、歯や上あごの一部も切除しているのが分かる。
右目には義眼が、口の中には、人工の上あごが取り付けられた。


その後の彼は、ふさぎ込みがちになり人生に絶望していたという。


妻の一言で...ゾンビに生まれ変わる!?


手術から9年、仰天スタッフはアメリカ・ラスベガスで暮らすビリーさんを訪ねた。


普段、ビリーさんは眼帯をしている。
そして、眼帯の下には、エピテーゼと呼ばれる欠損部分を補う人工物をつけている。


ビリーさんは手術した当時はすごく落ち込み、家で何もしない日々を過ごしていた。


そんな夫を心配した、妻のダヤニラさん。
すると、彼女はまさかのアドバイスをする!


妻「片目がないなら...ゾンビになればいいじゃないの」


なんと片目がないビリーに、その姿を生かしてゾンビ役をやることを提案したのだ!!
こうして...ビリーはゾンビになった。


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ラスベガスのホラーアトラクションに、ゾンビ役として出演。
そのあまりにリアルな姿に、人々は熱狂!!その勇気と生き方に拍手を送った!!


やがてメディアに取り上げられるまでに。
ゾンビになってからのビリーさんは、明るさを取り戻し外出するようになった。


手術から9年、がんを克服したビリーさんはバイクが大好き。
片目しか見えないというハンデを乗り越えて、レースに参加することも!
ビリーさんの影響で10歳になった息子、レオニダス君もバイクに乗っている。


生存率10%の病から生還したビリーさん。
彼の生き方にたくさんの人が勇気をもらっている。

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