今から10年前、仰天ニュースで取り上げた、外来生物・ヤギに占拠された島・八丈小島。その原因は昭和40年代、八丈小島の全島民が便利な生活を求めて集団離島し、飼えなくなった数頭のヤギを島に残したためだった。天敵がおらず、食料が豊富な無人島で、ヤギは大繁殖!ヤギが草木を食い尽くした事で地盤はもろくなり、島の各地で崖崩れが起きた。海底に流れこんだ土砂は海の生態系を破壊し、魚が獲れなくなり、地元の漁師達は大打撃を受けていた・・・
あれから約10年、仰天スタッフが再び八丈小島に上陸すると・・・数年前まで島中を埋め尽くしていたヤギが、なんと1頭も見当たらない!実は前回取材した後、島の生態系破壊が深刻化し、平成14年から20年までの6年間ヤギの捕獲が行われたのだ。ヤギたちは現在、八丈島で島民の有志により飼育されている。そして島の自然は・・・崩れかけていた島の崖にはわずかながら草が生え、はげてしまった土地にも新芽がちらほらと出るように。壊滅的だった漁礁も徐々に回復し、カツオやトビウオがようやく海に戻ってきた。
そして外来生物の中でも、ひと際暴れん坊なのが、アライグマ。今から33年前、人気アニメの影響で日本は空前のアライグマブームに!その人気にあやかり、アメリカから大量輸入され、犬や猫と同様にペットショップで販売された。ところがアライグマは凶暴な上にしつけも難しく、手に負えなくなった飼い主たちは無責任に山に放してしまったのだ。アライグマは、過ごしやすい気候と豊富な食べ物、天敵「ピューマ」のいない日本でどんどん繁殖を続け、全国各地で野生化。ありとあらゆる農作物を食いつくし、さらには文化財にキズをつけるなど大問題になっている!特に被害の大きかった兵庫県では「アライグマバスターズ」が登場するほどに。このような外来生物被害は後を絶たない・・・。
しかしそもそも、日本にいないはずの外来生物を人間が野放しにした事が大きな原因なのだ。