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復路 第10区:鶴見~大手町

いよいよ最終区間に突入。
30年ぶりの総合優勝を目指し、日体大・谷永がスタート。
リードは3分48秒。
谷永は、5kmの通過タイムが15分16秒と、ゴールに向け、順調なペースでレースを進めている。
シード争いは、10位の中央学院と11位の学連選抜、12位の山梨学院の差は1分以内。
最後まで見逃せない戦いが続きそうだ。

2位の東洋大・冨岡の5kmの通過タイムは15分17秒。
これからの追い上げに期待がかかる。
6km地点の蒲田では、日体大・谷永と冨岡の差は、3分52秒。
3位通過は、駒澤大・後藤田。
駒澤大を3位に押し上げた上野が9区の区間賞を受賞。
また、駒澤大は、鶴見中継所の時点で、復路タイムがトップ。
復路優勝の行方にも注目が集まる。

6km地点の蒲田で、ぎりぎりシード圏内の10位・中央学院と11位・学連選抜の差は、54秒。
12位の山梨学院と中央学院は、1分1秒。
シード権獲得に向け、中央学院・山田が踏ん張っている。
前方では、上位争いに動きが。
9km地点を過ぎ、法政大・高梨が、青山学院のエース・出岐をとらえ、8位に浮上。
出岐は、調子が上がらない様子。

レースは、13.4km地点の新八ツ山橋へ。
先頭の日体大・谷永と2位の東洋大・冨岡の差は、4分5秒。
快走を続ける谷永がその差を広げている。
後方では、4位で並走を続けていた早稲田大・田口と帝京大・熊崎に動きが出始め、田口がやや前に出る形に。
4位争いは最後までもつれそうだ。

13.4km地点の新八ツ山橋で、10位の中央学院と11位に浮上した山梨学院の差は、46秒。
山梨学院・福沢が懸命に中央学院・山田を追っている。
15kmを過ぎ、福沢はさらにペースを上げ、手元の時計で、35秒まで迫ってきている。

日体大・谷永は、ゴールを目指して、中央通りへ。
大手町のフィニッシュ地点では、日体大のメンバーがゴールの時を心待ちにしている。
後方では、2位の東洋大・冨岡が苦しい表情。首が振れてしまっている。
そんな冨岡に、監督から檄が飛ぶ。最後まで踏ん張れるか。
3位の駒澤大・後藤田は復路優勝に向け、懸命の走りを見せている。

トップで大手町に帰ってきたのは、日体大・谷永。
日体大は30年ぶり10度目の総合優勝。
前回大会19位の雪辱を晴らした。
総合タイムは、11時間13分26秒。

続いて、東洋大・冨岡、駒澤大・後藤田がゴール。
残り1kmに入っても、早稲田大・田口と帝京大・熊崎による4位争いは続いている。
500mを切っても、互いの様子を確認しながら、駆け引きを続けている。
最後は、ゴール目前で、互いの力を振り絞っての全力疾走。
制したのは、帝京大・熊崎。
惜しくも敗れた早稲田大は5位。

6位は、一つ順位を上げた順天堂大。
以下、明治大、青山学院、法政大、そして、10位には中央学院が入った。
ここまでがシード権獲得。
猛追を見せた山梨学院は惜しくも及ばなかった。

日体大の30年ぶり10度目の総合優勝で幕を閉じた第89回箱根駅伝。
予選会出場校の総合優勝は史上2校目。
総合3位の駒澤大は、往路9位ながら復路で大健闘。
復路優勝を勝ち取った。
なお、10区の区間賞は駒澤大のアンカー・後藤田が受賞している。


【総合順位】
1位   日体大
2位   東洋大
3位   駒澤大
4位   帝京大
5位   早稲田大
6位   順天堂大
7位   明治大
8位   青山学院
9位   法政大
10位  中央学院
11位  山梨学院
12位  大東大
13位  学連選抜
14位  國學院大
15位  日本大
16位  神奈川大
17位  東京農大
18位  上武大
※城西大、中央大はオープン参加のため、記録はなし。