復路

第10区:鶴見~大手町

いよいよ最終区間に突入。
2年ぶりの総合優勝に向けて、スタートを切った東洋大・大津は、最初の1kmが2分49秒。追う駒澤大・其田は2分50秒。
共に飛ばし気味のスタート。
両監督からは抑えるようにとの指示が出ている。

6kmを過ぎ、4位の早稲田大・中村が3位の日体大・甲斐に追いつき、後ろについた。
一方、先頭を走る東洋大・大津は10kmの通過タイムが29分33秒と、区間記録を上回るペースで走っている。東洋大は復路記録の更新も見えてきた。
日体大と駒澤大も復路記録を上回るタイムを記録しているが、東洋大がそれを上回るハイレベルな戦いになっている。

9区の区間賞は、チームを3位に押し上げる走りを見せた日体大・矢野が受賞した。

6km地点の蒲田で、先頭の東洋大・大津と駒澤大・其田のタイム差は、3分25秒。大津が安定した走りを見せ、その差を広げている。
3位争いの日体大・甲斐と早稲田大・中村のタイム差なしの並走状態。
果たして、どちらが先に仕掛けるか。
シード争いでは、11位の大東大・大西が10位の帝京大・杉山と18秒差まで追い上げてきている。

レースは、13.4km地点の新八ツ山橋へ。
先頭の東洋大・大津と2位の駒澤大・其田の差は、3分39秒。
大津の15kmの通過タイムは、44分34秒。区間記録を上回るペースで快走を続けている。
新八ツ山橋を過ぎ、3位で並走を続けていた日体大・甲斐と早稲田大・中村に動きが。
新八ツ山橋の下りを利用して、甲斐がスパート。
しかし、中村が冷静に距離をつめ、再び並走状態に戻った。

16kmを過ぎ、3位争いに再び動きが。
日体大・甲斐が再びスパート。
早稲田大・中村は必死に食らいつこうとするも、その差は開いていく。

一方、先頭を走る東洋大・大津は残り3kmを切った。
険しい表情ながら、力走を続けている。
フィニッシュ地点では、東洋大のメンバーが勝利の瞬間を待ち受けている。

トップで大手町に帰ってきたのは、東洋大・大津。
10時間52分51秒でフィニッシュ。
東洋大が2年ぶり4度目の総合優勝。前回大会2位の雪辱を晴らした。
復路記録を更新、さらに総合でも歴代2位となる素晴らしい走りを見せた。
2位の駒澤大も総合で歴代3位に入るハイレベルな大会となった。

3位は、スパートで早稲田大・中村を振り切った日体大・甲斐。
4位は早稲田大。
5位はラストスパートで明治大・石間をかわした青山学院・竹内。

6位は明治大。以下、日本大、帝京大、拓殖大、大東大までがシード権を獲得した。
11位で襷を受けた大東大・大西は最後の箱根で魂のこもった走りを見せ、チームにシード権をもたらした。

全チームがフィニッシュ。
10区の区間賞は、東洋大のアンカー大津が受賞。
第90回箱根駅伝は、東洋大の2年ぶり4度目の総合優勝で幕を閉じた。


【総合順位】
1位   東洋大
2位   駒澤大
3位   日体大
4位   早稲田大
5位   青山学院
6位   明治大
7位   日本大
8位   帝京大
9位   拓殖大
10位  大東大
11位  法政大
12位  中央学院
13位  東海大
14位  東京農大
15位  中央大
16位  順天堂大
17位  國學院大
18位  神奈川大
19位  城西大
20位  上武大
21位  専修大
22位  国士舘大
2区棄権 山梨学院

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