神藤勇蔵(しんどうゆうぞう)(56) 佐野史郎 警視庁刑事部・部長、警視長


女なんかという古い組織の考えに染まっている
典型的な警察官僚。
一方で、使えるものは使う主義でヒガンバナの結成を認め
その動きを密かに見守っている。
渚の過去を知る人物の一人だが…

コメント

小津安二郎監督『彼岸花』は「もはや戦後ではない」と云われた
高度経済成長期幕開けの頃の作品で、
男社会の古い価値観から解き放たれようとする女性達が描かれていた。
あれから60年近くが過ぎ、東日本大震災から5年。
「もはや震災後ではない」という者はいないと想うが、
私の役どころは時代は変われども相変わらずの旧い価値観の男。
変わらぬ美しき豪華女優陣にタジタジになりながら、
その変わらなさをとことん演じることで、
ドラマ『ヒガンバナ』の根に潜む毒を抽出してみたい。