円 「女性用の下着がありますけどね。
    向こうにあるのとこっちにあるのと、柄もんが違いますね。
    こっちが娘さんでしょう。向こう側がお母さんですね」
 スタッフ 「そんなんで分かるんですか」
 円 「まぁ向こうが使い古しがあったり、
    細かいことなんですけど、そのへんきっちりと描写して
    自分の目におさめないとダメですね。はい」
円なりの深いこだわりがあった。
さらに住宅街の奥へ。
 円 「こういうお家はすごく面白い。玄関に靴が干してある。
    こういうのポイントですよ。
    僕らにすると当たりがあるって言うんですけど。
    このオカンは玄関の門柱に靴を干しよる、
    そういうオカンなんですね。
    それで、その人のキャラクターが分かる。」
そして恒例の洗濯物チェック。
 円 「ステテコと無地のパンツね。
    だからね、オバハンとオッサンという、
    ある程度お子さんも大きくなって結婚されて…(1人芝居つづく)」
ひとり妄想にふける円。
さらに物色は続く。
 円 「眩しいばかりの白ですね」
突然白い洗濯物に興味を示す円。
 円 「いいですね、何というか、白の幸せを感じますね」
そして…
 円 「なんかね、この静けさと白い幸せのワイシャツ。
    それでお茶を飲む…」
円にとって至福のひと時。
円はこのような行動を月に二回はとるという。
 円 「この私の趣味、これ罪になるんでしょうか?」
 
  罪になる  
  罪にならない