「ネットの誹謗中傷に賛同したら!?」

皆さん、知っていますか?
インターネット上で何気なく書いた悪口が、
法を犯しているかもしれないという事を。
実際、インターネット利用者の4人に1人が、
『悪意ある投稿をしたことがある』と回答。

たとえば、最近話題になっている、
若い女性が中年のおじさんを盗撮し、
ネット上で笑いものにするという行為。これは違法。
肖像権の侵害や、名誉毀損などで訴えられる可能性がある。

今回の相談者は、OLの野村美雪さん(仮名32歳)。
 同僚 「ねえねえ、あの2人、妙に距離が近いと思わない?」
同僚が気にしていたのは、仲が良すぎる部長と後輩OLの関係。

すると!
 同僚 「(SNSへの書き込み)うちの会社の山下部長と佐藤さん、
     社内不倫に違いない!!」
SNSに投稿。

確かに野村も、2人が仲良く食事しているところを見たことがあった。
そこで…
 野村 「(SNSへの書き込み)確かに怪しい!」
軽い気持ちで賛同するコメントを投稿した。

すると後日…
 佐藤 「先輩!どうしてこんな事を勝手に書くんですか?」
 野村 「えっ、いや、私はちょっと賛同しただけだし」

 佐藤 「いいえ、賛同するのも違法です!
     慰謝料払ってもらいますからね!」
果たして、ネットの書き込みに賛同しただけなのに、
慰謝料を払わなければならないのか?

 
  慰謝料払う  
慰謝料払わない