「日本テレビ・ネットワーク各社 環境キャンペーン2010
つなげよう、ecoハート。
MAKE THE FUTURE 〜知る・守る・つくる〜」

(10.02.03)

2月3日、日本テレビ本社で「日本テレビ・ネットワーク各社 環境キャンペーン2010 “つなげよう、ecoハート。” MAKE THE FUTURE 〜知る・守る・つくる〜」の記者発表が行われました。日本テレビの氏家齊一郎 代表取締役 会長が概要について、キャンペーンを統括する大澤弘子プロデューサーが番組やイベントなどの取り組みについて、説明を行いました。





(左から)大澤弘子プロデューサー、氏家齊一郎 代表取締役 会長、西尾由佳理ecoキャスター


“eco活動に連携を!” ―― 氏家齊一郎 代表取締役 会長


日本テレビは7年前からエコに取り組んでいますが、私も「まず隗(かい)より始めよ」と思い、国産のワンボックスカーに乗っています。以前乗っていた大型車は1リットルで4キロから5キロ走ったそうですが、いま乗っている車は1リットルで17キロ走るそうですから3倍くらい効率がいいわけです。

日本テレビもこのように自ら実践しながら、エコキャンペーンを進めていきたいと思っています。これは国民の意識の問題ですから、皆さんのエコの意識の強化にどれだけ役立つかが基本的な考えとなります。そのために日本テレビ一社ではなく、各社と一本化したエコキャンペーンが必要だろうと考えました。そうした中で、NHKの福地会長がキャンペーンに熱心で、「我々と一緒にやろうよ」とおっしゃっていただき、連携する事になりました。

企業間の競争は経済成長のために必要ですが、大きな意味で国家的国民的に役立つ事は共同してやったほうがいいのではないかという流れにジャーナリズムもなっています。

日本テレビもエコの問題は共同で取り組む事が効率的であると考え、NHKとエコキャンペーンで連携していく事になったわけです。

いずれ民間放送連盟でもエコの問題を改めて提起して、民放全体でエコの問題に取り組めるような方向も考えています。エコはただ単なる環境保全ではない、新しい需要創出という産業創出の力も持っていますから、日本テレビはそうした面にも注目して活動していきます。



「日本テレビ・ネットワーク各社 環境キャンペーン2010」について


昨年12月、コペンハーゲンで開かれたCOP15(国連気候変動枠組条約締約国会議)。環境への取り組みに、世界は足並みをそろえることができませんでした。

そして2010年。10月には名古屋でCOP10(生物多様性条約締結国会議)が開催されます。私たちは将来の地球環境を考えるうえで、大きな課題と直面しています。


こうした中、日本テレビはメディアとしての社会的責任をさらに強く認識し、環境問題への取り組みをより広がりのあるものへと推し進めていきたいと考えます。それは、地球規模で、ボーダーレスに行動を起こす“エコ活動”の提案です。


日本テレビ放送網株式会社
2010エコプロジェクト実行委員会
2010年2月3日


◆日本テレビ・ネットワーク各社 環境キャンペーン2010
 今年7年目を迎える日本テレビのエコキャンペーンは、一テレビ局という枠組みを越え、さまざまなコミュニケーション手段を通じて、視聴者の方々は勿論のこと、志を同じくする各方面の方々とともに、1年を通じてより広がりのある活動を実施していこうと考えています。


◆NHKの環境キャンペーンとの連携
 2010年は、活動にさらに広がりをもたせるため、日本テレビと同様にテレビ局として環境キャンペーンに長く取り組んでいるNHKの環境キャンペーンとの連携もはかり、より広く多くの視聴者の方々に地球環境を考えるきっかけとなるようなキャンペーンを展開します。現在、番組やイベントでの連携を検討中です。


◆集中キャンペーン・エコウィーク期間
2010年5月30日(日)〜6月6日(日)
    *6月5日:国連が定めた「世界環境デー」


◆あらゆる番組から“面”でのアプローチ
 『ズームイン!!SUPER』をはじめとする生放送情報番組、ゴールデン・プライムタイムのレギュラー番組、『NNN NEWSリアルタイム』『NEWS ZERO』などの報道番組、スポーツ中継など、日本テレビのあらゆるジャンルの番組が、期間中に連動して独自の環境企画を放送します。同時に、イベントも開催し、ネット上でも環境に関するコンテンツを発信します。
 誰もが前向きに楽しみながら環境について考えるきっかけとなるようなキャンペーンです。


◆キャンペーンのロゴ

「つなげよう、ecoハート。」
MAKE THE FUTURE 〜知る・守る・つくる〜

*「つなげよう、ecoハート。」はNHKと共有する環境キャンペーンワードです。
 両局で、この言葉を使ったキャンペーンを展開していきます。


◆キャンペーンのテーマ
 日本テレビでは、これまで、環境キャンペーンのテーマとして『Touch!eco』を掲げてきました。
 まず、「エコについて考えてみよう、触れてみよう」・・という姿勢から生まれた言葉です。
 時代は進み、2010年。世の中には「エコ」と名のつくプロダクトが溢れ、レジ袋をやめ、マイ箸を持つなどの行動に移す方も、多く見かけるようになりました。
 そこで私達は、触れる(Touch)ことから「次」のステップを考えました。


地球の現状を、『知る』こと。

次世代に向けて、『守る』こと。

そして、よりよい未来のため、『つくる』こと。


植林による森づくり、おばあちゃんの着物で孫娘の七五三の晴れ着をつくる、安全な食べ物をつくる、ものづくり大国日本の知能を結集した最新技術による環境に優しい最新プロダクトをつくる・・。後ろ向きではなく、前向きに「つくり出す」ことでエコロジーを考えるキャンペーンです。


私たちの地球、そして私たちの社会が、美しい姿のまま発展し続けるために何をなすべきか。日本テレビは皆さまとともに考え、これからも番組やイベントを通じて、地球環境保全の大切さをお伝えして参りたいと考えております。


【ネットワーク各社】
「札幌テレビ」「青森放送」「テレビ岩手」「ミヤギテレビ」「秋田放送」「山形放送」「福島中央テレビ」
「テレビ新潟」「テレビ信州」「山梨放送」「静岡第一テレビ」「北日本放送」「テレビ金沢」「福井放送」
「中京テレビ」「読売テレビ」「日本海テレビ」「広島テレビ」「山口放送」「四国放送」「西日本放送」
「南海放送」」「高知放送」「福岡放送」「長崎国際テレビ」「熊本県民テレビ」「鹿児島読売テレビ」
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日本テレビ放送網株式会社 総務局 総合広報部