プレスリリース

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2000年12月14日

地上デジタル放送実験(東京パイロット)終了のお知らせ


 日本テレビでは、H12年12月8日(金)、地上波デジタル放送の特徴を考慮した「移動体向け放送も含めた地上デジタル放送の実放送サービスを視野に置いた放送」というテーマで公開実験を行いました。
 日本テレビ本社で、送出システムと受信映像(HDとその移動体向けサイマルSD)の見学を行い、その後、マイクロバスで日本テレビ周辺を走行して受信を確認し、実験は成功しました。
 実験見学者数は、約250名、そのうち移動受信を体験した人は約220名でした。

■ 実験目的:
・ 固定受信向けのHDTV 720p番組を放送する一方、SDTVに変換し低ビットレートの移動受信向け放送を同時に実現する。現実に放送可能なパラメータによる2階層伝送のサービスモデルを構築する。
・HDTV番組に連動したデータ放送、EPG放送を同時に行う。 ・NTV本社大会議室をマスターに見立て、エンコーダ出力信号を光ファイバーにて東京タワーデジタル送信所に伝送、放送を行う。

■実験パラメータなど:
・ 固定受信階層:10セグメント:64QAM 7/8 伝送ビットレート 16.38Mbps
・ 移動受信階層: 3セグメント:16QAM 1/2 伝送ビットレート 1.87Mbps
HDTV(720p:14Mbps)固定+データ放送(約2Mbps)固定+サイマル移動体(約1Mbps)

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問い合わせ:
日本テレビ放送網株式会社 新技術調査企画本部
曽我 有紀子
Mail to:ysoga@ntv.co.jp