プレスリリース

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2001年05月25日

日本テレビ経営機構改革、役員異動及び社長会見要旨


 日本テレビ放送網株式会社は、本日の決算役員会と取締役会で経営機構の改革と役員の異動を決めました。
 経営機構は取締役会及び執行役員会からなり以下の人事を平成13年6月28日付けで行います。



《取締役候補者》
代表取締役氏家 齊一郎(現 代表取締役社長)
代表取締役間部 耕苹(現 専務取締役)
取締役萩原 敏雄(現 専務取締役)
取締役小林 昴(現 常務取締役)
取締役久保田 宏(現 取締役)
取締役原 章(現 取締役)
取締役前川 磐(現 取締役)
取締役細川 知正(現 取締役)
取締役正力 亨(現 取締役)
取締役渡邉 恒雄(現 取締役)
取締役平岩 外四(新任)(現 経団連名誉会長、東京電力(株)相談役)
取締役山口 信夫(新任)(現 旭化成工業(株)取締役会長、東京商工会議所副会頭)
常勤監査役山本 時雄(現(株)エヌ・ティ・ビー映像センター代表取締役社長)


《退任予定取締役》
杉森 吉夫(現 当社専務取締役)当社 顧問に就任予定
satou.gif(現 当社 常務取締役)当社 執行役員に就任予定
仁科 俊介(現 当社取締役)当社 執行役員に就任予定
早川 恒夫(現 当社取締役)当社 顧問に就任予定


《退任予定監査役》
作間 澄久(現 当社常勤監査役)


《執行役員候補者》
会長(CEO)氏家 齊一郎
副会長間部 耕苹
社長(COO)萩原 敏雄


《上席執行役員グループ》
執行役員専務小林 昴
執行役員専務ED
執行役員常務原 章
執行役員常務前川 磐
執行役員常務細川 知正
執行役員常務仁科 俊介




社長記者会見要旨

(氏家)
 大幅な機構改革を考えたのは、1年半ぐらいで商法の大改革が行われるからだ。一口に言ってアメリカ型に移行しつつある。アメリカ型は取締役会と執行役員会があるのが特徴だ。取締役会が大きな監査機能を持ち、それに従って執行役員が動くというのが流れだ。今回はCEOやCOOなど執行上の責任者の組織を作った。時代を先取りしたほうが良いとの判断で我が社も取締役と執行役員を分離した。取締役会は代表取締役を2人と取締役で構成し、監察機能と方針決定を行う。私は会長兼CEOとなり、萩原が社長兼COOになる。間部は副会長になる。代表取締役は私と間部。6人の常勤取締役と非常勤取締役として正力亨氏、渡邉恒雄氏、平岩外四氏、山口信夫氏が執行役員会に忠告、勧告を行う。また、久保田委員長のもと業務監査委員会も設置し監視、指導を行う。

 Q.いつ頃から機構改革を考えたか。
 (氏家)決定と執行を一人で行うことは難しく、去年の株主総会後くらいから今回の機構改革を考え始めた。

 Q.萩原氏を社長に選んだ理由は
 (氏家)私も75才。10才ぐらいの若返りを考えた。

 Q.今後、どう変わるのか
 (萩原)取締役と執行役員が分かれ、意思決定がスピードアップする。執行役員が全責任を持ってその決定を遂行する。

 Q.フジテレビでは、二人三脚と言っていたが、日本テレビは。
 (氏家)萩原は制作畑で、間部は営業も含め幅広い分野でやってきた。私が外野で玉拾いを行う、トロイカ方式だ。連続4冠王も取れており、男の花道も考えるようになった。一線から身を引き、外部のことをやりたい。ただ、場合によっては、2人を呼んで懲罰することもある。

 Q.地上デジタルなどの課題への取り組みと抱負は
 (萩原)氏家社長は業界全体への責任を持っており、後顧の憂いなく活躍して頂きたい。私としては視聴率にこだわりを持ち続けたい。そのために何をすべきか、それが私の役目と考えている。

 (間部)大任に身の引き締まる思いだ。氏家社長が日本テレビを業界トップに引き上げた。それを維持し続けることが第一の使命だ。CEOを補佐し、COOと心を一つにして職務に当たりたい。

以上