日本テレビをはじめとする在京放送局6社で構成する「700MHz帯周波数移行チーム」(以下、周波数移行チーム)は、「700MHz帯の終了促進措置に伴う周波数移行の推進」が評価され、6月15日東京都内で開催された、一般社団法人電波産業会による第28回電波功績賞表彰式において、最上位賞である総務大臣表彰を受けました。
 電波産業会の電波功績賞は、毎年電波の有効利用に関して特別な功績をあげた個人または団体に対して贈られる賞です。

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 近年、携帯電話やスマートフォン等の利用数が激増したため、これまで放送局に割り当てられていた700MHz帯周波数を、それらに開放することになりました。周波数移行チームは、これまで放送事業者が映像伝送やワイヤレスマイクで使用していた700MHz帯域を開放するために、装置の開発、伝送実験の実施、標準技術の策定等を進め、円滑かつ短期間のうちに新しい周波数帯へ移行することに成功しました。今回の総務大臣表彰は、電波の有効利用に大きく貢献した実績が評価されたものです。

【一般社団法人電波産業会(ARIB)】
 放送事業者、通信事業者、無線機メーカーなどが参加して、放送・通信分野における電波の有効利用に関する調査・研究開発、標準化などを行う団体。通信・放送分野における新たな電波利用システムの研究開発や技術基準の国際統一化等を推進するとともに、国際化の進展や通信と放送の融合化、電波を用いたビジネスの振興等に迅速かつ的確に対応できる体制の確立を目指し平成7年5月に設立。


以上
日本テレビ放送網株式会社 社長室 広報部