日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:大久保好男)は、画像認識AI技術を用いた番組制作支援(以下、「本件開発テーマ」)で日本民間放送連盟賞技術部門最優秀を受賞し、11月7日に開催された第66回 民間放送全国大会にて表彰を受けました。
 日本民間放送連盟賞は、放送技術に関する開発・改良等によって、民放事業に貢献し、その発展に寄与したと認められたテーマに対して授与されるもので、今回の受賞もふくめ、本件開発テーマは関連団体から以下の各賞を受賞し4冠に輝くこととなりました。

 

 

●平成30年日本民間放送連盟賞技術部門最優秀
●映像情報メディア学会 技術振興賞 進歩開発賞(現場運用部門) 
●第44回 放送文化基金賞【個人・グループ部門】放送技術
●第71回 日本映画テレビ技術協会 技術開発奨励賞

 

 

■画像認識AI技術を用いた番組制作支援(※1)
 箱根駅伝をはじめとするロードレース中継の撮影映像から独自技術を搭載した画像認識AIによりリアルタイムかつ高精度に選手を識別し、レース展開のメタデータを自動的に生成してCG表示などを行う番組制作支援システムです。
 本開発は、スポーツ中継の省力化を図りつつ、ラップタイムCGによる制作支援やインターネット同時配信等を想定した自動CG表示を実現することができ、テレビ制作技術の高度化と効率化に大きく貢献するとともに、テレビ番組全般への画像認識AIの活用方策を示すものです。

※1共同開発:株式会社東芝、東芝デジタルソリューションズ株式会社

 

以上
日本テレビ放送網株式会社 社長室 広報部