日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:小杉善信、以下日本テレビ)は、経済産業大臣賞(日本映画テレビ技術大賞)と(社)日本映画テレビ技術協会 映像技術賞(OAG)を受賞致しました。
 映像技術賞は、「映像制作技術」を対象とした賞で、映画・テレビ等を制作するために使われた技術(OAG:オンエアグラフィック)部門での受賞となります。経済産業大臣賞(日本映画テレビ技術大賞)は、同協会が主催し選定を行った「技術開発賞」及び「映像技術賞」受賞の中から、更に選定された1件となり、当社では初めての受賞となりました。
 本件開発テーマは今回の受賞もふくめ、関連団体から以下の各賞を受賞(※1)しました。

●画像認識AIを用いた映像表現(※2)
画像認識AIを用いたコンテンツの解析は、日本テレビの開発テーマであり、
昨年の駅伝中継から制作支援用途として活用していました
(昨年度は日本民間放送連盟賞技術部門最優秀含む5つの賞を受賞)。
今年度の駅伝中継では、選手間の距離差を推定した結果をOAに活用し、
定点カメラ映像の選手を認識し、チーム名や選手名を自動表示して配信にも活用することができました。
これらの先進的な取り組みが、働き方改革にも大きく貢献できるものとして高く評価されました。
この画像処理技術は、更に応用し、ラグビーなどのフィールド競技における
選手の速度や累計走行距離の測定などにも活用を開始致しました。
今後、野球やサッカーなどの様々な競技での活用を検討していきます。

※1 「画像認識AIを用いた映像表現」関連の受賞
●第22回 (2018年度) 経済産業大臣賞
(日本映画テレビ技術大賞)(本受賞)
●第72回 日本映画テレビ技術協会 映像技術賞(OAG) 
 (本受賞)
  ●平成31年 日本民間放送連盟賞 技術部門 優秀
●第46回 映像情報メディア学会 技術振興賞 進歩開発賞
(現場運用部門)
※2 共同開発:株式会社東芝様
     東芝デジタルソリューションズ株式会社様

以上
日本テレビ放送網株式会社 社長室 広報部