プレスリリース

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2004年12月14日

「24時間テレビ27」福祉車両「ハッピーバード」贈呈 今年もみなさまの暖かい思いが全国に届きます


 第1回(1978年)から、「24時間テレビ」の特別仕様として贈呈を続けてきた福祉車両。第26回(2003年)からQOL(Quality of Life)のコンセプトのもと、福祉車両がもっと生活の中に自然に溶け込めるよう、幸せを運ぶ鳥「ハッピーバード」と名づけました。

 27回目にあたる今年は、全国で223台【贈呈額:5億7,406万3,300円】のハッピーバードを贈呈する運びとなりました。日本テレビ担当の関東地区では、12月7日(火)に31団体と個人を招いての贈呈式がとり行われ、福島真平「24時間テレビ」チャリティー委員長より、各団体に目録が贈呈されました。

 続いて、特定非営利活動法人「苗場つぼみの会」の青木マリ子理事長より謝辞が述べられ、福島委員長より鍵が贈呈されました。

 その後、贈呈を受けた団体の方々は展示会場へと場所を移し、真新しい入浴車、リフト付きバス、スロープ付き自動車、電動車いす、電動四輪車に試乗したり、メーカー担当者の説明に熱心に耳を傾けるなどしていました。

 思いやりを、無限にリサイクルします。

 「24時間テレビ」事務局では、善意の募金のシンボル・ハッピーバードの贈呈から、稼働調査、廃車手続きまでをきちんと見届け、リサイクルするシステムをとっています。贈呈車両の決定は、全国各地から寄せられる多数のご応募の中から、全国の民間放送局31社のチャリティー委員及び各社会福祉協議会などにご協力を頂き、厳正な審査が行われます。「必要性の高い事」、「より緊急性がある事」、「車両の維持管理が可能な事」、「運用体制が明確な事」、「健全な財務内容でかつ自主購入が困難な事」などを考慮し、書類審査に加え、状況に応じて電話や現地へ出向いて調査し、贈呈先を決定しています。

   贈呈車両が有効に使われているかどうか定期的に稼働状況調査を行い、廃車の際は、「24時間テレビ」事務局が調査し、贈呈先からの廃車申請を承認し、指定した廃車業者が責任をもって引き取ります。再利用できる部品は別の車両へ、アルミやスチールなどは素材としてリサイクルし、その結果、福祉車両は75%から80%という高いリサイクル率で生まれ変わっています。


募金は一年中受け付けております

■郵便振替
  (振替口座)00160-5-2400「24時間テレビ」
  ※振込手数料は免除となっています。


<お問合せ先>「24時間テレビ」チャリティー委員会事務局