プレスリリース

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2006年02月20日

JR京浜東北線の「WVIT(デジタルモニタ)」に日本テレビが『日テレNEWS24』などのコンテンツを提供

 日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、社長:久保伸太郎、以下 日本テレビ)は、日本テレコム株式会社(本社:東京都港区、社長:倉重 英樹、以下 日本テレコム)が京浜東北線車両内で運用している「無線による車内情報サービス実証実験」(システム名:WVIT=Wireless Visual-Info Terminal:ウィット)へ、最新ニュースやアーカイブ映像等のコンテンツを配信いたします。

 まずは、本年から「日テレNEWS24」の配信を開始しております。無線LANを利用して最新のニュース映像を伝送する仕組みです。日本テレビのニュース専門チャンネルである『日テレNEWS24』から約90秒のヘッドライン・ニュースを朝と夕方の計2回配信します。

 またWVITは、無線により配信内容の頻繁なアップデートが可能であることから、重大なニュースについては「号外」として速報映像を配信することも検討しています。音声は、FMラジオで受信することになりますが、映像だけでも内容が伝えられるよう工夫したニュースを提供していきます。この他、京浜東北線沿線の60年代・70年代の様子を、日本テレビのアーカイブのなかから再編集した『Skyblue タイムトラベラー』をシリーズとして今後提供していく予定です。

 今後、日本テレビと日本テレコムは、WVITを通じて、より皆様が楽しめるようなコンテンツ配信の拡充を目指し協力していきます。

以上

<問い合わせ先>
日本テレビ放送網株式会社 統合計画室総合広報部
日本テレコム株式会社 広報室

●「無線による車内情報サービス実証実験」概要

1)実験期間: 2005年7月12日より約1年間を予定。
実験内容を評価・検討しながら実験期間を柔軟に設定を予定しております。
2)実験車両: 京浜東北線・根岸線 2編成(20車両)
3)実験内容: 列車外部とのアクセス、車両内アクセス、お客様端末までのアクセスにそれぞれ、IEEE.11g、11a、11bの無線LAN規格を利用しており、それぞれの電波伝播特性を活かした方法で無線ネットワークを構築し、列車内に搭載したデジタルモニターへ情報コンテンツを配信する仕組みです。このような無線ネットワークを活用した列車内での広告配信実験は、国内でも初めての試みです。
<番組配信>
今回の実験では、広告貸切電車として企業コマーシャルを中心に配信しております。 現在配信しているニュースコンテンツは、時事通信社「時事通信写真ニュース」の社会・スポーツ関連ニュースです。
<コンテンツダウンロード利用サービス>
車内表示コンテンツに関する情報を、お客様のPDA等から、指定のURL(http://www.wvit.jp)へアクセスすることによりダウンロードができます。(ダウンロード可能車両は2編成とも9-10号車のみ可能。) ※PDA端末には、無線LAN規格IEEE.11bまたはIEEE.11gへの対応が必要。

以上

<参考資料>

配信予定のアーカイブ映像のイメージ画面


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