2008年03月24日
第29回NNSアナウンス大賞決定!読売テレビ・小澤昭博アナウンサーがテレビ部門大賞受賞!!
今年で29回目を迎えたNNSアナウンス大賞は、NNS各局のアナウンサー420人余りの中で、去年1年間、アナウンスメント、そしてパーソナリティの両面において最も輝いた人に贈られます。その授賞式が2008年3月19日(水)、系列各局の社長をはじめとする関係者、受賞者を含めたアナウンサー出席のもと、日テレホールで行われました。
授賞式には『北海道・東北』、『関東・中部』、『西日本』、『九州』の4ブロックからノミネートされた11人のアナウンサーが集い、テレビ部門、ラジオ部門の大賞、そして最優秀新人賞が発表されました。そして、今回はテレビ部門の選考が非常に接戦だったため、最優秀パーソナリティ賞が特別に設けられました。また、北日本放送のアナウンサーによるラジオドラマには特別賞が贈られました。
テレビ部門大賞 読売テレビ 小沢昭博アナウンサー | テレビ部門 最優秀パーソナリティー賞 テレビ岩手 平井雅幸アナウンサー | ラジオ部門大賞 RFラジオ日本 細渕武揚アナウンサー |
最優秀新人賞 テレビ新潟 内山拓志アナウンサー | 特別賞 北日本放送 平島亜由美 報道制作局制作部副部長 |
涙の受賞スピーチとなった小澤アナウンサーはスポーツ実況ひと筋16年。新人の頃は「何もない自分がどうやって(勝負して)いけばいいのか」と自問自答の日々だったそうです。出した答えは「チームを好きになること。そして、人(選手)を愛すること」。今では読売テレビのスポーツアナウンサーのチーフとして、プロ野球、ゴルフ、サッカー、駅伝など多くの中継で活躍しています。スポーツの面白さの本質を、いかに視聴者に伝えるかに心を砕く本格派の喋り手です。
テレビ部門の選考が大変な激戦だったため、今回に限って第2位の平井アナウンサーに『最優秀パーソナリティ賞』を贈ることになりました。花束を受け取っての第一声は「やめる前のアナウンサーみたい(笑)。まだまだ続けますよ!」と元気一杯。夕方ワイド『5きげんテレビ』のメインキャスターをつとめて11年。岩手の顔として県民の絶大なる支持を受ける人気者ですが、「自分ひとりの力ではなくスタッフのおかげ。番組全体でもらった賞です」という人柄を感じさせるコメントに、多く出席者から「さすが」の声が聞こえました。
RFラジオ日本では中堅スポーツアナウンサーのエース格として、野球、競馬、駅伝などの主要スポーツの中継を担当する細渕アナウンサーですが、実況以外でも夕方ワイドのパーソナリティや朗読番組のナレーターなど幅広い活躍を見せています。受賞の挨拶では「マイクを持つ手が震えるのは入社以来初めて」と嬉しさを表現。「この受賞を糧に、AMラジオで更に頑張っていきたい」と新たな決意表明を行いました。
新人賞はキャリア3年までのアナウンサーが対象。テレビ新潟で3年目の内田アナウンサーはこれまでスポーツ、報道、情報系とあらゆるジャンルを経験してきました。授賞式では「(こんな緊張感は)日テレの入社試験のときも感じなかった。皆さんに感謝したい。明日からまた精進します」とコメント。社内では"将来のエース"として、今後の活躍が大いに期待されている内田アナウンサー。「今度は大賞部門で(この場に)戻ってきたい」と大きな夢を披露しました。