プレスリリース

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2009年03月24日

「真相報道 バンキシャ!」裏金報道について

 本日開催された日本テレビ放送番組審議会に対し、昨年11月の「真相報道バンキシャ!」 で放送した裏金報道について、社内の調査で明らかになった検証内容を報告致しました。 本日の番組審議会の模様は、3月29日(日)放送の「あなたと日テレ」で詳しくお伝えする予定です。

 今回の検証からは、数々の問題点が浮き彫りとなりました。誤報を招いた実態を反省し、報道局に在籍する社員・スタッフ全員に問題点を周知徹底させ、今後の教訓としてまいります。その上で、アドバイザーチームの常設や、体系的研修システムの整備などの再発防止策を実施することと致します。

 今後も引き続き社内での検証と議論を続けるとともに、BPOの放送倫理検証委員会での審理結果も踏まえ、検証番組を制作し放送する方針です。 日本テレビは問題の再発防止と信頼回復に向けて全力を挙げてまいります。

■日本テレビ放送番組審議会 半田 正夫 委員長のコメント
 今回の誤報は誠に遺憾です。報道番組とバラエティー番組の垣根が低くなってきた昨今、 裏付け取材の詰めの甘さなどが今回このような問題を引き起こしたのではないかと考えます。ニュースに携わる人は相応の見識を持ち、また社としても、その育成には厚くあるべきと今回の事案から学んでいただき、引き続き正確、公正な報道を心がけて欲しい、それが出席したすべての委員の思いです。
 今回の事案は重大ではありますが、これで取材活動が萎縮してしまうのは、報道機関としての本来の機能を失うことになってしまいます。今後も積極的に真相を解明する取材の姿勢は変らず持ち続けて欲しいと思います。日本テレビの奮起を期待しています。

 

日本テレビ放送網株式会社 秘書室 総合広報部