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2012年07月25日

日本テレビとルーヴル美術館が新たな協力関係で調印

 日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:大久保好男、以下 日本テレビ)は、フランスのルーヴル美術館と新たな協力関係を樹立することで合意し、7月24日、ルーヴル美術館の「モナリザ」展示ホールで、日本テレビの大久保社長とルーヴル美術館のアンリ・ロワレット館長が、新たなパートナーシップに関する基本合意文書に調印しました。

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日本テレビ 大久保社長(左)とルーヴル美術館 ロワレット館長


 合意の主な内容は以下の通りです。
①日本テレビは、ルーヴル美術館の絵画展示スペースの改修などに協力する
②日本テレビとルーヴル美術館は、2018年から2034年まで、4年ごとに日本で大規模なルーヴル美術館展を開催する

 今回の合意に基づいて日本テレビが改修に協力する絵画展示スペースは、「モナリザ」展示ホールに隣接するドノン・パヴィリオンと、ダ・ヴィンチやラファエロなどの作品が並ぶグランド・ギャルリーが検討されています。

 日本テレビは長年にわたり、世界的な至宝を数多く所蔵するルーヴル美術館に協力してまいりました。1998年に「モナリザ」展示ホールのリニューアルへの協力で合意し、2005年に完了したほか、2000年の合意に基づき「ミロのヴィーナス・ギャラリー」が2010年までに改修されました。さらに現在「サモトラケのニケ」の修復作業が進められています。
また、日本テレビとルーヴル美術館は、ルーヴル選りすぐりの絵画、彫刻の名作、秀作による大規模な美術展を2005年、2006年、2009年に開催し、多くの皆さまに鑑賞して頂きました。

 両者の協力関係は、「モナリザ」など"ルーヴルの顔"ともいうべき世界的な芸術遺産を保全し、展示環境の整備を推進する一方で、世界最高峰の美術作品を日本で公開するという、芸術遺産の保護および、文化・芸術の共有という二つの観点から、極めて意義の大きいものです。今回の合意は、このような長期間にわたる揺るぎない協力関係をさらに長期的に継続、発展させていくものとなります。

 日本テレビは今後も、より多くの皆さまにヨーロッパの文化・芸術の真髄に触れて頂けるよう、努めてまいります。

日本テレビ放送網株式会社 総務局 総合広報部