今年で35回目を迎えたNNS(Nippon Television Network System)アナウンス大賞の授賞式が、3月20日(木)に行われました。この賞は、NNS各社の中で昨年1年間、放送全般に渡ってアナウンス部門のレベルアップに寄与し、アナウンス技術の向上やイメージアップに力を発揮したアナウンサーに贈られるものです。
 授賞式には、日本テレビネットワーク各社のおよそ400人のアナウンサーの中からノミネートされた「北海道・東北」、「関東・中部」、「西日本」、「九州」の全国4ブロックの代表11人が出席し、テレビ部門大賞、ラジオ部門大賞、最優秀新人賞が選ばれました。


テレビ部門大賞  中京テレビ 吉田 太一(よしだ たいち)アナウンサー 

 1999年入社。スポーツ実況において、現場の雰囲気を生かしつつ、絶妙なタイミングで的確なコメントを入れる安定感、しっかりとした取材に裏打ちされた内容、臨場感たっぷりに伝える力が評価されての受賞となりました。

 受賞について、「アナウンサーデビューを思い出すぐらい震えています。期待されていることに、何か、ひとつでも上乗せしていきたいと思っています。ただ、まだこの賞に見合う決定打を打てていないと思うので、この賞に恥じない決定打を打てるようにしたいです。」と語りました。

20140324-1.jpg
受賞した吉田太一アナウンサー(左)と中京テレビ・山本孝義 代表取締役者社長


ラジオ部門大賞  西日本放送 亀谷 哲也(かめたに てつや)アナウンサー 

1989年入社。入社以来、ラジオのワイド番組、テレビの情報番組などを中心に幅広く活躍。現在は、朝の生ワイド「さわやかラジオ」のパーソナリティを務め、香川の「朝の声」として聴取者に親しまれています。響きの良い美声、声の表情の豊かさが評価されました。

「新人アナウンサーは、毎朝スタジオで発声練習をしていますが、私はそのままやることが多いので、初心にかえって、毎朝練習したいと思います!」と気持ちを新たにしていました。

20140324-2.jpg
受賞した亀谷哲也アナウンサー(左)と西日本放送・中村卓朗 代表取締役社長


最優秀新人賞  ミヤギテレビ 鈴木沙喜代(すずき さきよ)アナウンサー 

 2012年入社。入社わずか1年目で、看板番組である夕方の情報番組「OH!バンデス」のMCに抜擢。「存在感がある。堂々としていて物怖じしない姿に好感が持てる。」と評価。全日本大学女子駅伝では、初めての中継所の実況を任され、全国放送のプレッシャーの中、「言葉選びが的確。」と評価されての受賞となりました。

 受賞について「びっくりしています。指導してくださった方々への感謝を忘れないように、しっかりとしたアナウンサーを目指して毎日精進します。」と抱負を語りました。

20140324-3.jpg
受賞した鈴木沙喜代アナウンサー(左)と宮城テレビ・伊藤和明 代表取締役社長

 

以上
日本テレビ放送網株式会社 総務局 総合広報部