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番組向上への取り組み

放送番組審議会

2013年6月番組審議会概要

第469回日本テレビ放送番組審議会は、6月15日放送の『ぶらり途中下車の旅』に関しての合評が行われました。

『ぶらり途中下車の旅』は、1992年から続く今年で21年目になる番組で、タレントが旅人となって電車に乗り、身近な町でぶらりと途中下車をします。そんな小さなぶらり旅を通して、人々とのふれあい、今まで気づかなかった名所や穴場のスポットを紹介していきます。

A委員:
色々ある「お散歩番組」の中でも老舗であり、ナレーターが代わっても気づかないくらい、自然になじんでいる。男性の旅人が多い印象があるので、女性の旅人の視点でも見てみたいし、沿線になじみのある人や、詳しい人が旅するという回もたまにあると面白い気がした。
B委員:
2代目ナレーターの藤村さんの味わいを、もうちょっと出しても良いのではないかと思う。また、お店が少し多い気がする。何気ない町にもその土地の歴史があったり、古老みたいな面白い人や物事があるので、もう少し広角的に扱ったらよいと思う。
C委員:
自分が生まれた場所に近い町を取り上げていたけれど、降り立った事が無かったこともあり、知らない事がこんなにあるんだと身をもって感じた。また、カメラ(ワーク)の柔らかさにびっくりした。編集が上手で凄く見やすいと思う。休日にのんびり見るのがとても好きです。
D委員:
土曜の朝に番組を見た人が午後に出かけてみようかと思う、旅心を誘うものだと感じた。また、目的地にまっしぐらに進んでいくより、途中でちょっと降りて寄り道することによって、人生も味わい深く豊かなものになっていくという人生観のようなものを教えてくれている感じがした。
E委員:
「ゆったり感」が心地よい。カメラや登場人物が騒々しい番組も多いが、この番組の安心感、ゆっくり見られる、自然に見られるというのは非常に大切ではないか。このまま「ゆったり感」を残していくと、テレビ遺産か何かになりそうな感じがした。
F委員:
大江戸線は地下を走っているので、町並みが殆ど分からない。そのため、地図を出してもらった方が、見る人にとっては良いのではないか?また、古いものも欲しいが、変わりゆく新鮮な町並みも上手く取り上げて、その良さを出してもらえればもっと良いと思う。
G委員:
長年やっているせいか、パターン化している気がする。安心して見ていられるが、その反面、サプライズ感が無い。テレビ局が行けば、必ずびっくりして驚くはずなのに、そういうものが無い。たまにはちょっとびっくりした所を見せると自然に感じるのではないかと思う。
H委員:
ひと言で言うなら、まことに好ましい番組。誰もが乗っている沿線を訪ねて、リポーターがたった一人で駅を降りてぶらつき、静かにリポートして静かで優しい時間を作り出している。騒々しい番組に辟易している身には、一服の清涼剤のように感じられた。これからも視聴者を癒す番組作りをしてもらいたい。

この御意見を受けて、日本テレビ側は次のように答えました。

番組担当者
「リポーターも去年から女性を起用しており、それも、段々定着してきている。行き当たりばったりで取材に行っているのではなく、何度も取材しているがそれを見せずに再構成するというのが番組のスタイル。頂いた御意見を参考にしながら、真摯に番組を作って行きたいと思う。」