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番組向上への取り組み

放送番組審議会

2015年4月番組審議会概要

第487回日本テレビ放送番組審議会は、4月21日に放送された『解決!ナイナイアンサー 話題の女性芸能人!再婚する人しない人 ホンネ連発SP』に関しての合評を行いました。
合評に先立って、2014年10月~2015年3月までの番組種別時間についての報告がありました。

『解決!ナイナイアンサー』は、芸能人の波乱万丈な人生やエピソードを通して「人生のアンサー」を追求するバラエティ番組で、今回は離婚と再婚についての討論と、29歳でこの世を去った天才棋士・村山聖さんの壮絶な人生に迫りました。

A委員:
悩みを解決するというより、芸能人の刺激的な私生活の暴露に重きが置かれているが、最近この手の番組が多くなっているので、刺激的に聞こえなくなってしまった。バラエティー番組が自分で自分の首を絞めているところがあると思った。唐突感があるコーナーもあったし、何でもアリみたいなバラエティの面白さも感じたし、逞しさや、雑食性のようなものを感じる番組だった。
B委員:
離婚経験のある女性の話も、結婚しない男性の話も、ある意味、コインの表と裏で、現代の結婚、離婚、再婚、非婚事情の一断面が見えて面白かった。「それモク」という言葉が出てきたが、最初は意味が分からなかった。こういう言葉こそ「それが目的」として欲しかった。幅広い層に分かる言葉ではない場合は、テロップによる補足が必要なのではないか。もう少し言葉について敏感であって欲しいと思う。
C委員:
この番組は2時間もあるのに、詰め込みすぎている。詰め込んで、詰め込んで、「これは面白いだろう」といわれると、面白いけど疲れる。「とにかく見てほしい、見ろ」という強迫観念に作り手がとらわれすぎている気がするので、もう少し余裕をもって作ってはどうかと思った。
D委員:
将棋の村山八段の話は非常に感動した。これ一つで1時間番組になる話だと思う。2時間番組の中の一つのコーナーでやるのはもったいないと思った。
E委員:
つけっぱなしで2時間ちゃんと見る番組ではないが、時々見ると良いことがあり、最後は結構ためになる番組だと思った。
F委員:
いったいどういうコンセプトでこの番組が作られているのか非常に戸惑った。最初のコーナーは「現代版の井戸端会議」だし、女性たちの言い分だけが流れているので、男からすると非常につまらないという感じがした。男性からも女性からも視聴率を取ろうとするのであれば、もう少し考えたほうが良いのではないかと思う。
G委員:
家族の大切さ、ありがたさを改めて紹介した「人生の応援歌」のような番組だった。離婚経験者や結婚しない男性の声を聴くという「逆の発想」からアプローチした点が面白かった。ただ、CM前の予告が多すぎて、同じシーンを3回も見た。CMを挟んで行ったり来たりしたので、落ち着いてみることが出来なかったし、ひな壇の出演者が多くて混乱し、ついていけない部分もあった。
H委員:
思っていたより、ずっと面白かった。様々な人が自由に意見を言って楽しいし、テーマも集まった人も大人っぽかった。司会のナイナイは今回おとなしく感じたし、「解決!アンサー!」というタイトルからは内容が離れてしまった気がした。

この御意見を受けて、日本テレビ側は次のように答えました。

番組担当者
「番組開始から3年目を迎え、過去の偉人に焦点を当てるコーナーを、ここ半年間で試みていますが、今回、村山さんが突然現れているという印象を持たれたのは、反省点の一つです。今後は調和のとれた番組をめざし、ご意見を反映させたいと思います」