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番組向上への取り組み

放送番組審議会

2017年5月番組審議会概要

第508回日本テレビ放送番組審議会は、『誰だって波乱爆笑』に関しての合評を行いました。

この番組は、一人のゲストの半生をじっくり振り返りながら、現在の活動に密着したり、MCと一緒にロケをしたりして、その人の魅力に迫っていくトークバラエティー。笑いあり、涙あり、感動ありで、日曜日の朝に家族そろって楽しんでいただける番組です。(欠席1名、リポート1名)

A委員:
全体的にさらっと見ることができる内容だった。草刈さんが“余りにもハンサムと言われてしまうがゆえの苦悩“も少し聞きたかったし、あまり豊かではない生まれの中でモデルになり「どんな仕事にもしがみつこうと思った」という言葉は凄くリアリティがあり、そのあたりの感覚ももっと聞きたかった。
B委員:
モデルから俳優に転身して成功するところが、殆ど省略されてしまっている。若手の二枚目俳優は、年齢を重ねると必ず壁に突き当たるので、不遇な時期もおそらくあったと思われるが、そこを知りたかった。また、街頭インタビューが若い女性ばかりだったので、もう少し多様な世代の多様な声があってしかるべきだと思った。
C委員:
娘さんのエピソードが楽しかったので、VTRなども見たかった。また、草刈さんは自分と同世代なので、一緒に時間を超える旅が出来たのが楽しかった。
D委員:
履歴ボードが工夫されていて良いと思った。芸能人でも“私的な領域を確保する“という意味でのプライバシーはあるというのを実感した。知られたくないものと、知られたいものの線引きが、こういう番組によって作られていくのかと、興味深く見た。
E委員:
全体的に“笑いあり、笑いあり”だった。日曜の朝だからさらっとしたのか、タイトルが『波瀾爆笑』だから涙が必要ないのかと思ったが、もう少し、涙や感動を出してもいいのではないかと思った。また、画面の上にテロップがずっと出ていて、話題が終わった後も、クイズの答えも出たままだったので、しつこいと思った。
F委員:
口下手な草刈さんを取り上げるのは大変だったと思う。日曜の朝なので、ディープに突っ込む必要はないと思うが、どういう人物かを見せることはできるはず。今回は口の重い人に喋らせる苦労がなかったので、閉塞感があった。
G委員:
無口な人は、周りから攻めていったほうがよかったのではないかという気がする。全体的にサラサラ流れて行く感じなので、もっとメリハリがあるとより広範な人を引き付けられるのではないかという感じがした。
H委員:
大変物足りなかった。見ているうちに知りたいことがたくさん出てきて、もっと突っ込んで欲しいと思った。前半と後半でちょっと違和感があったので、もう少し工夫して貰ったら、いい番組になるのではないかと思った。
I委員:
草刈さんが、子供時代に大変苦労していたくだりは面白かったが、モデルから俳優になったあたりから急に面白くなくなった。番組の後半であちこち連れて行っている場所が本人と関係のある場所ではなく、なぜそこに行ったのかと理解に苦しむ。前半と断絶があり、唐突な感じがした。

この御意見を受けて、日本テレビ側は次のように答えました。

番組担当者
「番組時間が90分になったこともあり、後半がとってつけたような分かり辛い作りになってしまった。ゲストのコメントが上手く引き出せていなかった、などのご意見を参考に今後の番組作りに生かしていきたい」